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【間取り診断】が必要な7つの理由を一級建築士が解説!

間取り診断とは、「その間取りで、家族(入居者)が、健康・安全・快適で幸せに暮らせるか?」を、建築士が診断し、間取り改善するサービスです。

間取りのセカンドオピニオンともいえる「間取り診断」のサービス内容と、施主が受けるべき7つの理由を一級建築士で家づくりコンサルタントの船渡亮が解説します。

間取り診断とは?

前述しましたが間取り診断とは、

「その間取りで、家族(入居者)が、健康・安全・快適で幸せに暮らせるか?」

を、建築士が診断し、間取り改善するサービスです。弊社の場合は、以下の項目を診断します。

ここで重要なのが、「家族(入居者)」という部分。つまり、他の家族ではなく、そこに住む方が快適に暮らせるのか?がとても重要になります。

そのため、まずは「家族(入居者)」がどのような方で、これまでどのような暮らしをしてきたかを徹底的に知る必要があります。

そのうえで、「間取りで暮らす」という診断手法で、暮らしのシミュレーションを行います。

「間取りで暮らす」ことで、本来は、住んでみないとわからない家事の動線などの問題点を洗い出すことができるので、最適な間取りに近づけることができます。

「間取りで暮らす」方法は、LINEともだち登録したらプレゼントする『特別編集版 家づくりの教科書』で紹介しています。ぜひ、ご参加くださいね。

実際、他のサービスで、どのように診断しているかはわからないのですが、間取り診断を前述のようなものだとするのであれば、注文住宅を建てる方は、間取り診断を受けた方が良いと思います。

 

その理由は、7つあります。順番に話しますね。

1.間取りを客観的に見直すことが出来る

打合せ回数を重ねて練り上げていくと、施主も設計担当者も間取りを客観的に見ることが出来なくなります。時間をかけて考えたのだから、良い間取りのはず、と無意識に考えてしまうわけです。

でも、ガラケーをいくら改良してもガラケーにしかならないのと同じで、スマホを発明するには、

「そもそも、この携帯電話って、使いづらくない?」

という視点が必要です。

そのためには、これまでかけた時間とは関係なく、 その「間取り」「家族にとっての理想の暮らし」を実現出来るのか?を検討することが大事なんですね。

実際に私はそのような視点で多くの間取り改善を行ってきました。ここで、いくつか事例を紹介しますね。

 

W様の事例(単世帯住宅)

 

K様の事例(単世帯住宅)

 

 

S様の事例(2世帯住宅)

 

Y様の事例(2世帯住宅)

なぜ、このような間取り変更が必要だったのか?については、動画で解説していますので、よかったら見てくださいね。

2.別案を検討出来る

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間取りって、考えるより、間取り図を書くのに時間がかかります。

家づくりコンサルタントは、綺麗な図面ではなく、手書きやラフなスケッチで提案を行うため、短時間でいくつかの改善案(通常5案程度)を見てもらうことが出来ます。

  

複数案のメリット、デメリットを確認した上で、1つの案を選べるので、納得感が違います。

【注文住宅】でオススメな間取り|建築士が6つの事例紹介!

3.安価に、間取りをブラッシュアップ出来る

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ほぼパーフェクトな間取りでも、改善点は必ずあります。それは、風通しの良い窓や、よりカッコイイ屋根形状、動線を考えたドアの開き方、防犯を考えた窓計画かもしれません。

 

これらは、間取り計画段階なら、ほとんどコストを掛けずに改善できますが、「家づくりの正しい知識」がなければ、適切に計画することが出来ません。

 

例えば、施主が防犯対策を高めたいとします。ハウスメーカーの場合、「じゃあ、防犯ガラスにしましょう」となりますが、それにはお金がかかります。

 

じゃあ、どうすべきか?

 

窓の種類を変えず、コストもかけないで、防犯性を高めるには、窓を床から1.5M以上の位置に設置すれば大丈夫です。

それだけ?

と思うかもしれませんが、床から1.5M以上の場合、一般に地面からは2M以上の高さになるため、空き巣狙いは侵入することができません。

また、窓の種類をFIXに変更すれば、それだけで防犯窓になります。このように、「正しい家づくりの知識」があれば、お金をかけずに、ブラッシュアップできることって、結構あるんですよね。

4.空間を理解し、改善できる

最近は、CGパースを作成してくれる会社も増えましたが、(私の)間取り診断でもCGパースを作成し、現状の空間を説明するようにしています。

そして、ここからが大事なのですが、

空間的に問題がある場合には、積極的に改善していきます。

たとえば私が間取り診断したI様の場合、左の診断時の計画では、階段が邪魔で、せっかくの吹き抜けを活かせない計画でした。それを、階段の向きを変更することで、開放感のあるリビングにしています。

ハウスメーカーは、

「実際にどのような空間なのか?」

は見せてくれますが、

「もっとよくできないのか?」

には答えてくれません。

最終的には、I様には、階段位置変更他、様々な提案を採用していただき、最終間取りで、CGパースを確認して頂いております。

 

5.大幅に時間短縮出来る

ダメな工務店は、このように言います。

「お客様が納得するまで、図面修正します」

一見、誠実そうですが、

施主が指摘する→修正する→更に指摘する→修正する

の繰り返しなので、回数が多いだけで満足度は低くなりがちです。

こんな風にできた間取りを見て施主は、

ほとんど私の言った通りでプロの意見がないから不安。

という感想を持つことが多いです。

家づくりコンサルタントとの間取り検討は、間取り検討の最初の段階から、アドバイスや改善提案を行っていくので、時間を有効に使え、かつ、納得いく間取りにすることが可能です。

無駄な時間を使わず、プロの意見を取り入れながら、自分達の暮らしにあった最適な間取りを手に入れることができます。

6.家づくりで後悔する確率が減る

家づくりの後悔しやすいポイントとしては、コンセント位置や壁紙などがあります。 それらも後悔したくはないですが、1番、避けたいのが、間取りの後悔です。

住み始めてから、

・リビングが思ったより日当たりが悪い

・洗面所がもう少し広ければ

・収納が少なすぎた

・風通しが悪い

・吹き抜けで暖房が効かない

・地震が心配

と思っても、改善するのは難しいですね。

だからこそ、間取り図の段階で、実際に住んでいるかのようにシミュレーションして、問題点がないか、確認する必要があります。

また、

動線だけでなく、日当たりや通風も重要です。

私は家を建てた方から、日当たりの相談を受けることがあるのですが、やはり建ててしまったあとでは、出来ることは限られています。

ですが、計画段階なら、いくらでも日当たりをよくする方法があります。

まずは、グーグルマップで近隣状況を確認して、

断面図を使い、、どのように太陽光が入ってくるかを診断します。

 

そして、必要に応じて、吹き抜けなどを検討します。

このほか、通風や構造、災害対策、雨漏り、防犯、断熱等、暮らしや安全に関係することは全て、診断した上で、最適な計画にするのが、家づくりコンサルタントの仕事です。

 

 

 

7.工務店やハウスメーカーとの関係も良くなる

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住宅会社にとってイヤなのが、工事中の計画変更や、竣工時のクレームです。これらは、住宅会社の説明不足で起きることが多いです。

日経XTECHで紹介されている住宅裁判に関する記事『住宅内の段差は「契約上の瑕疵」』では、図面の説明が不足していたことに対して、工務店から施主に総額583万円の支払いを命じる判決が出ています。

施主は、全く段差がない完全なバリアフリー住宅を希望していたのですが、工務店にはそのような認識もなく、着工前に図面説明も十分ではなかったため、起こったトラブルです。

この裁判(第一審)では施主の勝訴となっていますが、判決が出るまで6年もかかっているので大変です。なるべく住宅会社とのトラブルは避けたいですね。

間取り診断では、図面の解説も詳細に行いますので、「図面の説明不足によるトラブル」を未然に防ぐことが出来ます。

結果、住宅会社との関係を悪化させることなく、引き渡しを迎えることができます。

 

信頼できる建築士に依頼しよう

間取り診断やセカンドオピニオンサービスは、これから増えていくサービスだと思います。知り合いに、住宅設計に詳しい建築士がいればその方にお願いしても良いですね。

かえるけんちく相談所でも、家づくりや間取り相談・診断・改善提案を行っています。2013年からサービスを開始、これまで1,000件以上の施主の間取り診断を行い、顧客満足度99%の評価を頂いております。

1回診断して終わりではなく、家づくりの工程に合わせてトータルでサポートしていくサービスとなっています。

こちらで紹介しています。

参加者の全レビューはこちらです。

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【2020年版口コミ】「プレミアム動画間取り診断」の評判と満足度は?

【間取り相談】とは何か?選び方や注意点を一級建築士が解説

では!

間取り診断事例紹介

依頼者の方の許可を得た間取り診断動画を公開しております。参考にしてください。

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家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。 一級建築士 / インテリアコーディネーター