地質調査が終わり、
その結果「地盤改良必要」となる確率は、
4割以上です。
私の経験では、8割くらいは「改良必要」という、
結果になります。
通常、ハウスメーカーや工務店は、
「柱状改良で60万円かかります」
と施主に報告、
多くの施主は、
「地盤はしっかりしないといけいない」
という思いから。
すぐに了承してしまいます。
たしかに、
地盤はしっかりしなければなりませんが、
「地盤改良会社」は、
全国にたくさんあります。
工法も価格もまちまちです。
ので、
3社程度の相見積もりをとることを、
お勧めします。
通常は、
建設会社の付き合いのある業者で、
大丈夫ですが、
もし、あまりない場合は、
次の業者をお勧めします。
サムシング
業界最大手の地盤調査、地盤改良会社です。
多くの施工実績があり、対応できる工法も豊富にあります。
第一工業
鋼管杭工法が得意、という印象があります。
サムシングよりも安価な見積もりになる傾向があります。
地研テクノ
中堅の地盤改良会社。これまで見積もりをしてきて、
地研テクノが最安値、ということはよくありました。
広告宣伝費はあまり使わず、技術力で勝負、という印象を受けます。
ハイスピードコーポレーション株式会社
液状化現象に強いといわれる砕石パイル工法で、東日本大震災後急速に伸びているのが、
ハイスピードコーポレーション。
自然素材の砕石なので、将来、土地を売却する際も、杭の撤去が必要ないのも特徴。
(鋼管杭や柱状改良は撤去が必要になります)
地盤ネット
地盤調査結果に基づき、「地盤セカンドオピニオン」として、
地盤の解析と地盤保証のみを行なう会社です。
改良の必要の有無の判定は無料。
とりあえず、無料の判定はしてもらうことをお勧めします。
もちろん、施主は素人ですし、
地盤は大事ですので、
一番安いとことに決めればいい、というわけではないですが、
相見積もりをとることで、
各社、価格も下がりますので、
どの工法にするかは、
担当の設計士とともに検討していただければ、
と思います。