2020年12月11日の読売新聞で住宅ローン減税の特例措置が延長されることわかりましたので紹介します。
これは、家づくりをされている方には朗報ですね!
2021年9月契約契約で2022年入居
自民、公明両党が12/10に2021年度与党税制改正大網の中で住宅ローン減税の延長が決定されました。
住宅ローン減税は、ローンを組んで住宅購入や増加築を行うと年末時点のローン残高の1%を所得税や住民税の税額から差し引ける、というものです。
現在は、この措置に3年間の特例措置が追加されています。つまり13年間住宅ローン減税を受けられる、ということですね。(11年目~13年目は条件が変わります)
元々は消費税増税対策で20年12月末までの入居が条件でしたが、新型コロナで工事が遅れる場合への対策として21年12月末入居までと延長されました。
今回は、この入居期間を2022年入居まで延長することになります!
そんわけないですよね。
名目としては、「コロナで工事が遅れた人のため」となっていますが、実際は新型コロナの影響に対する経済対策です。
そのため、これまで2020年9月末までの契約が条件だったのですが、今回は1年延長し、2021年9月末までの契約、となりました!
今年の9月の請負契約に間に合わなかった方も、来年9月まで期限が延長されたのは嬉しいですね!
駆け込み契約で後悔している方にもチャンス!
2020年9月末に駆け込みで住宅メーカーと請負契約した方も多かったと思います。
順調の家づくりできていれば良いですが、うまくいってない方、信頼関係が崩れている方もいるかもしれません。
ただ、「契約解除すると、13年間の住宅ローン減税がなくなるから」と思っている方にとって、今回の延長はチャンスとも言えます。
契約解除することは、費用もかかりますし気軽にすべきではないですが、私のクライアントの中でも契約解除の後、別の住宅会社で後悔のない家づくりをされている方も多いです。
住宅会社への不信感が大きくなるのは、一般に工事が始まってからです。
契約時点で、信頼関係が崩れている場合、その後、信頼できるようになる可能性は低いです。
うまくいってない方は、考え直してみても良いかもしれません。
2021年9月契約までのスケジュール
これから家づくりをされる方にとっては、2021年の9月契約、というのは1つの目標になると思います。
あと10か月ありますから、十分な時間がありますが、そろそろ動き出す必要がありますね。
上記は、家づくりのスケジュールを図示したものです。
これを、2021年9月契約に当てはめると、ざっくりと、
1月 情報収集、住宅会社選び、資金計画
3月 間取り提案を各社から受ける
7月 住宅会社を決定
9月 請負契約
10月 確認申請
11月 着工
という感じになります。
こだわった家づくりをされるならもう少し時間が必要かも。
新年から家づくりをスタートするのは良いかもしれないですね。
土地探しから始める場合には、今からでも動く必要はありそうですね。
家づくりには、様々な知識が必要です。
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