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防犯の設計手法5  ベランダ手摺の防犯性を高くする2つの方法

今日は防犯から、手摺を考えます。

 

私は、以前それほど防犯意識が高くなく、 夏などは、

二階の窓を開けっ放しで出かけたりするのはしょっちゅうでした。

ある日、車の中に家と車の鍵を入れたままロックしてしまったことがあり、

合鍵を取るため、脚立でベランダに登り、自宅に侵入したことがあります。

運動音痴な私でも、ベランダには登れましたし、

植栽や隣地の影になり意外に外からも見えないことにも気付き、 ちょっと怖くなりました。

 

それ以降は、さすがに窓のクレセントは掛けるようにしています。

 

とは言え、二階に登るのは、一階よりも時間がかかります。

通常であれば、空き巣も1階から入る方がラクなはずです。

では、なぜ、空き巣がわざわざ、二階のベランダに侵入するのか、そのメリットを考えてみましょう。

 

 

空き巣がベランダから侵入するメリット

 

1.一階よりも防犯上、手薄

私の自宅がまさにそうでしたね(苦笑)

防犯ガラスを設定する時も、一階のみ防犯ガラス、という場合が多いです。

 

2.侵入すれば、手摺で見えなくなり、時間をかけられる

空き巣は、入るのに3分、物色に5分と言われています。

その3分間、視線を気にせず作業が出来るのはメリットですね。

 

 

防犯性の高い手摺とは?

手すりの防犯性を高くするには、以上の二つのメリットを、 なくせば良いことになりますね。

二つの対策が考えられます。

 

1)空き巣が侵入できない高さの手すりにする

通常、手すりの高さは、1.1~1.3M程度です。

これは、落下防止のため必要な寸法を取っているのですが、 外部から、侵入しやすい寸法でもあります。

 

スクリーンショット 2015-01-26 22.25.31

 

この寸法を、上記の写真のように2.5~3.0Mと高くすることで、外部からの侵入が出来なくなります。

(まあ、この場合は手すりというよりは、スクリーンになりますが)

LIXILのコートラインなどの格子部材を使うと、可能です。

 

2)透過性のある手すりにする

これも重要ですね。

ガラスや格子の手すりにするなど、外から見えやすいようにすると、 隣地や道路から見えやすくなります。

プライバシーとの兼ね合いもありますが、防犯上は有効ですね。

 

手すりは、 外観や、中から見た雰囲気も大事なので、 一概に、防犯だけでは決められません。

また、色々なことも想定出来ますので、 手すりだけではなく、

開口部を防犯ガラスにする、防犯カメラを設置する、 などの合わせ技も必要になってきます。

 

あと、結構重要だと思うのが、近所づきあい。

隣に住んでる人がどんな人かわからないようですと、 空き巣が侵入しても、誰も気づかないですよね。

もっとも、お金がかからないけれど、効果は絶大ですので、 お隣さんとの関係は大事にしましょうね。

では!

>>防犯の設計手法 6

 

 

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akira
家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。 一級建築士 / インテリアコーディネーター