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新築住宅のコストダウン 7つの方法を紹介します

私は、以前、3年間くらいですが、高級住宅しか扱わない設計事務所にいました。

どれだけ高級かっていうと、  入社当時に聞いたのは、請負契約で最低1億円!

お客様も、プロ野球選手や、有名球団の監督、歌手、政治家、会社社長、漫画家など、 有名な方も多数おられました。

それにしても、最低、一億って、意味わからないですよね(笑)

普通に考えると、なんでも出来ちゃうんじゃないか、って思います。

シャンデリアがついて、床は大理石貼りとか、キッチンはヨーロッパ製とか(笑)まさにヴェルサイユ宮殿みたいな感じ。

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ただ、実際は、一億あっても予算はいつもカツカツで、 コストダウンは常に考えなければなりませんでした。

40坪の家に一億かけるわけではなく、 当然、家の大きさも大きくなりますので、 一億って割と、あっという間にいってしまいます。

 

省エネとかはあまり考えない事務所で、 当時は、コストダウンのために、 ペアガラスをシングルガラスにしちゃえ、みたいなことを、 普通にやってました。

 

つまり、 コストダウンは、どんなにお金があったとしても、 必要になります。 と同時に、 施主がコストダウンを考えることは、 良い家づくりをする上で、かなり重要だと思います。

 

 

コストダウンと良い家づくりの関係

コストダウンって、 基本的には不要な部分を削っていく作業になるのですが、 それによって、家族が理想とするライフスタイルにとって、 どうしても必要なものは何なにか、について真剣に考えるからです。

なんとなく必要そうだから、 営業さんから勧められたから、 友人がいいと言ってたから、

というだけで、採用してしまったけど、 住んでみたら、使わなかった、いらなかった、 ということはよくあります。

そうならないためには、 やはり施主もある程度勉強が必要です。

 

あんまりマニアックにネットで調べていくと、 相反する色々な意見にぶちあたり、 ラビリンスに迷い込んでしまうこともあるので注意が必要ですが(笑)、 工務店やハウスメーカーに商品説明やメリット、デメリットを説明してもらい、 理解するようにはしたいですね。

また、30年、40年と住む家である、ということを考えて、 将来、取替えができるものは安価に済ませて、 構造、断熱、窓、外壁、床など変更が難しい部分の仕様は落とさない、 という視点も重要です。

 

 

コストダウンの7つの方法

さて前置きが長くなりましたが、 家づくりの費用を減額するための方法を、 ざっと7つに分類してみました。

 

1)間取り・計画を調整する

2)相見積をとる

3)仕様を変更する

4)材料を施主支給する

5)別途工事にする

6)補助金等を利用する

7)諸経費を削減する

 

どれも、私が担当した施主が実践したものばかりです。

順番に書いていきますので、新築を考えているかたは参考にしてくださいね。

では!

>>新築のコストダウン2

 

新築住宅のコストダウン シリーズ

1.新築住宅のコストダウン 7つの方法を紹介します
2.正方形の間取りで無駄をなくそう
3.地盤改良の相見積もりは必ずしよう!
4.キッチンやお風呂の仕様を変更する 
5.フローリングを施主支給する方法
6.施主支給にお勧めできる建材をまとめました 
7.エアコンの容量選定はどのようにすれば良いか? 
8.外構工事のカーポートの費用を抑えるための方法
9.カーテン工事の費用を下げる方法
10.ユニットバスを施主支給するための条件
11.2015年 住宅の補助金を調べるサイトは?
12.新築戸建の火災保険料を安くする方法 

 

 

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akira
家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。 一級建築士 / インテリアコーディネーター