2021年にプレミアム動画間取り診断に参加して、2023年に家が完成した石井さんの事例を紹介します。
石井さんは、夫婦で獣医をされており、土地購入の上、地場の工務店で2階建ての家を建てました。小学生のお子さんが二人いらっしゃいます。
敷地診断時
敷地診断時点では、上のような間取りでした。この時点で、ご主人は「まあ、こんなものかな?」と思ってらっしゃったようですが、奥様は、「なんかしっくりこない」と悩まれていました。
この間取りの大きな問題は、日当たりの良い南側に、重要度が低い客間があることです。またスタディーコーナーとキッチンの関係もよくなく、玄関も広いだけで使いにくいものでした。
そしてなぜか、吹抜けが北側に設置されています。
この間取りのまま間取り検討しても意味がないので、右のように大きく方向性を変えることを提案しています。
(敷地診断時点では、考え方を示すだけなので大雑把な案です)
ポイントは、
・南側にリビング・ダイニングを配置する
・南東側から太陽光が入るように、出っ張りは西に移動
・玄関は東側に移動
・スタディーコーナーは、キッチン横に配置
・客間は北側に配置
となります。この敷地診断を視聴して、ご主人は、「しっかり考えないと、大変なことになる」と考え直したそうです。
■間取り診断(2022.02)
敷地診断を参考にして出来たのは、左側の間取りです。アドバスした内容をそのまま取り入れたことで、かなり良い案になりました。ただ、
・吹き抜けが小さい(開放感を出せない)
・ダイニング廻りがイマイチ
・玄関から手洗いが丸見え
といったことが問題だったので、改善しています。こちらもそのまま採用していただきました。
石井さん夫妻は、獣医という職業柄か、セカンドオピニオンにも慣れており、思考も合理的なので非常に助かりました。
(ご主人によると、動物病院業界では、セカンドオピニオンは当たり前だそうです)
また石井さんは、外観にこだわっているのですが、工務店からの提案がカッコワルイものだったので、大幅に改善しています。
こちらも、ほぼこのまま採用されました。
間取り診断の後、以下の診断を行いました。
■照明コンセント診断(220601)
■最終診断(220720)
■インテリア診断(220725)
■SPOT診断(220831)
ちなみに、インテリア診断で作成したCGパースはこんな感じです。
■完成写真(2023.07.19)
2023年3月に工務店から引き渡しを受け、外構工事も終わり落ち着いたので、ご自宅に呼んで頂けました。
まずは外観です。改善提案をベースにして、とても素敵に仕上がりました。
実は、洗濯物は外干しなのですが、バルコニーに隠れてほぼ見えないようにしています。
インテリアはこのようになります。
奥様は、
「吹き抜けを広げて良かったです。開放感を感じられ、明るいです」
とおっしゃっています。
また家事動線や暮らしについても、想像以上に快適とのことでした。
この石井さんの事例は特別ではなく、多くの動画間取り診断の参加者が、
「間取り診断に参加しなかったと思うとゾッとする」
と仰っています。
興味のある方はこちらをご確認くださいね。