私が運営している 「かえる家づくりスクール」の9ある講座の中に、
「健康で快適なエコ住宅の作り方」
というものがあります。
21回までのメルマガ講座なのですが、 現在18回まで配信していて、 今、19、20回目を作成中。
テーマは。通風です。ちゃんと施主が使える知識へ落とし込もうとすると、通風というテーマは意外と難しくて、苦戦しているのですが(苦笑)、、、
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今の家は通風しにくい形状をしている
ところで、今はやりの家って、 つくづく通風に向かない形状をしているんですよね。
なぜかというと、庇がないので、 ちょっとした雨でも室内が濡れてしまうからです。
1階のLDKとかはまだ良いのですが、2階は厳しいですよね。
バルコニーが庇替わりになる分、 分譲マンションの方が、 よっぽどパッシブなつくりになっていると思います。
風通しが良い部屋には、開けられる窓が2か所は必要
ただ、通風は、1か所窓が開いているだけでは厳しいので、 最低でも2か所は、「開けられる」窓が必要。
のでマンションの場合は、バルコニー側の他に、共用廊下側も空く必要があります。
この「開けられる窓」って結構重要で、窓を開けていても、、、、
「雨が降っても大丈夫」 「防犯上も問題ない」
をクリアーしなければなりません。
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風通しを良くする窓とは?
昔の住宅は、 これらをクリアーする窓をよくつけていました。
こんな窓です。
最近のスッキリしたデザインには合わないので、 採用することもなくなりましたが、 この欄間的な引違窓は、かなり実用的です。
何を隠そう実は、自宅でもこっそり採用しています。
廻りには、カッコワルイと散々言われましたが(苦笑)、 いいんです、見えないとこだし、快適な方がいいし。おかげで、寝室にはエアコンなしですが、今年の夏も寝苦しい夜を過ごすことはありませんでした。 (通風だけの問題ではないのですが)
エアコン嫌いで、通風で夏を過ごしたい!って方は、 とにかく、雨が降っても大丈夫で、 夜開けっ放しでも安心な窓を、2か所設置する、という視点で家づくりをすると良いですね。
では!
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