先日、かえる家づくりスクールの会員から、土地の契約前の確認事項についての質問があったので、 ブログ記事にしてみました。
これから土地を購入する、という場合には参考にしてくださいね。
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1. 水道管の径や都市ガス管の有無 を確認
水道管は,30~40年前の古い家の場合は、13mmの径であることが多いです。 すると、同時に水道を使うような場合は、水量が足りずストレスを感じることがあります。
交換には、100万円前後の費用がかかりますので、どちらが負担するのか?の確認が必要です。
もし前面道路が私道の場合で水道交換が必要な場合には、私道の所有者の了解を得る必要がありますので、 それらの交渉を誰がやるのか?もしましょう。
最近の分譲地なら20mm は入っていますし、1戸建てならそれで充分です。
ただし、2世帯住宅のように、家族が多く、同時に水を使うような場合は、 25mmあれば、水圧が落ちる、ということはないかと思います。
2. 境界の確認をする
境界線の位置は、後々トラブルの元になります。
敷地境界が明確になっているのか?隣地の所有者との認識の相違はないのか? を確認してください。 境界標識(境界杭)がしっかり入っていたり、隣地の立ち合い印の測量図があると安心ですね。
3.更地渡しなのか?塀はどちらの所有か?
古家がある場合は、そのまま引き渡しなのか、更地渡しなのか? また、塀がある場合は、隣地の所有なのか、こちらのものなのか?も確認しましょう。
構造上問題があると建築士が判断した塀については、家を建てるときに撤去する必要が、 出てきます。撤去する費用は、通常、全額所有者の負担になります。 もし、高くて古い塀がある場合は、あらかじめ売主に撤去してもらった方が、 後後のトラブルは少なくなります。
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4. 地中障害物の取り扱い
たまに、基礎を掘ってみたら障害物が出てきた、 その処理に何十万もかかる、ということがあります。
先日も「古い基礎が出てきてしまった、、、どうしたらよいか?」 という質問がありました。
ので、地中障害が出てきた場合、費用分担はどうようにするのか? は確認した方がよいですね。
5. 近隣の地盤改良の有無を確認する
近隣がどのような地盤状況なのかは、あらかじめ調べておいた方が、 後々にかかる費用がわかります。
地盤ネットから、住所を入れるだけで、敷地の地盤状況を確認することができます。
6.白紙解除ができるか?
土地の売買代金にローンをあてる場合、そのローンを銀行から借りられなかった場合にはどうなるか? 契約を白紙解除できるのか、を確認しましょう。
7.売買契約の前に、重要事項説明を受ける
売買契約に先立って、土地建物取引主任者に、「重要事項説明」を受ける必要があります。 ただ当日に説明を受けたとしても、その時点で大きな問題がみつかった場合、 契約自体ができない可能であります。
ので、最近では、売買契約前に、重要事項説明を受ける、というのが増えているようです。
これなら、あらかじめ建築士などに相談して、問題がないかチェックを受けることもできますし、不利な契約内容ににいても知ることが出来、対策を考えることが出来るので、お勧めです。かえるけんちく相談所でも、総合的に土地診断を行っております。
以上です。
では!
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