ショールーム見学シリーズ三回目です。 1,2回目はこちらから、、、
2回目 LIXIL ショールーム見学で失敗しないための6つの注意点
では、早速、使い倒していきましょう。
[ad#ad01]1.メジャーで大きさを確認する
間取り図だけを見ていると、空間の大きさを理解するのが難しい場合が多いです。
キッチンやトイレ、洗面は比較的、小さい空間なので、メジャーで寸法を当たれば、だいたいは理解できます。
図面があれば、ショールームアドバイザーでも寸法を教えてくれますが、確実なのは予め、内法寸法を設計者に書いてもらうことです。
(内法寸法とは、壁と壁の間の寸法です)
また、冷蔵庫や電子レンジ、ダイニングテーブルなど、水廻り周辺の家具や家電寸法を測っておくと、寸法確認する時に重宝します。
家電収納を前にして、 電子レンジと炊飯器とトースターとコーヒーメーカー入るかな? という時に、それぞれの寸法があると、 その場で確実に確認できます。
2.シリーズによる掛け率の違いを知っておく
予算をアドバイザーに伝える、ということは、最初の記事でお話しました。
ただ、100万の予算で、と言っても、 ショールームから出る見積もりは、定価でしかありません。
実際にかかる費用は、 ハウスメーカーから出てくる見積もりを見ないことにはわからないのです。
なので、ハウスメーカーからもらった標準仕様の書いてあるプレゼンシートを、 持っていくように、
で、注意事項として書きました。
当然、建築会社は商社から、定価より安く仕入れることになります。
その仕入れの見積もり金額のことは、NET見積もりと言われます。
定価の見積もりの流れ
住宅設備メーカー ⇒ 建築会社 ⇒ 商社
NETの見積もりの流れ
商社(NET見積もり)⇒ 建築会社 (NET見積もり+経費) ⇒ 施主
となります。
商社の建築会社への割引率は、商社と建築会社との関係によって違ってきます。年間棟数が10件の会社と、1000件の会社では、割引率が変わって当然です。
もちろん、メーカーによっても違いますし、商品のシリーズによっても違います。
例えば、リクシルのシステムキッチンに、リシェルとアレスタ(AS)という商品があります。 アレスタ(AS)がスタンダード、 リシェルがハイグレード、 という位置づけです。
定価で見ると、金額はそれほど変わらないのですが、NETの掛け率がリシェルの方が高いため、ハウスメーカーからの見積もりは、リシェルの方がずっと高く出てしまいます。
リシェルでしかない、扉の色などもあるのですが、収納力や使い勝手は、それほど変わらないので、強いこだわりがない限りは、アレスタ(AS)にした方が価格も抑えられ、コスパも高く感じられます。
ハウスメーカー用の商品もある
また、先ほどから、アレスタ(AS)と書いてますが、ASというのは、工務店やハウスメーカー向けの商品名で、内容は、アレスタとほぼ変わらず、掛け率が低く設定されてます。
このような商品は、他のメーカーでもあります。 特別なこだわりがなければ、ハウスメーカーが安価にいれられる商品の中から選んだ方が、同じような仕様でも安く済みますので、コストダウンが必要な場合は、ハウスメーカーに相談してみてください。
3.フローリングなどのサンプルを持参する
インテリアの色決めをする時に、キッチンや洗面化粧台の扉と色が合うか?は、重要な問題です。
後でサンプルブックで決めることは出来ますが、実物が目の前にあるのですから、検討中のフローリングなどの床サンプルと合わせてみましょう。
ここで、キッチンとフローリングとの相性が悪いようなら、どちらか、または全部の色を再検討してみます。
サンプルを忘れたら、リクシルであれば、色の近い商品のサンプルを借りて合わせる手もあります。 使えるものは、なんでも使っちゃいましょう。
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4.打合せスペースを利用する
リクシルに限らず、ショールームには打ち合わせスペースがあります。 基本、ここは自由に使ってかまわないので、見学前後での打ち合わせに利用してみましょう。
また、お年寄りが同席する場合は、長く立ちっぱなしは厳しいので、打ち合わせスペースで休みながら、無理せず見学すると良いですね。
お茶やコーヒーも飲めるのも嬉しいです。
5.トイレも利用してみる
最後になりましたが、最もオススメしたいのが、ショールームのトイレを利用すること。
ショールームの共用トイレには必ず自社の便器を採用しています。住宅設備の中で唯一、実際に体験できるのが、トイレなので、必ず行って、シャワートイレなどを利用してみてください。
あるブログで、パナソニックのアラウーノでシャワートイレを使うとお尻が痛くなる、という話を見かけました。その方の奥様はなんともないようなので、個人差はあるようなのですが、前もって体感していれば、そのようなことはなかったですよね。
私も今週末にお客様をパナソニックに案内する予定なので、確認してこようと思います。
以上です。 これらを参考に、後悔のないように、住宅設備を選んでくださいね。
では!
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