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【改訂版】注文住宅の完成までの期間は? ~ハウスメーカー編2~

 では、前回に引き続き、注文住宅の流れを紹介します。

注文住宅の完成までの期間は?~ハウスメーカー編1~

 

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目次

請負契約・確認申請

間取りや仕様が決まり、本見積もりが出てきて、 問題がなければ、請負契約になります。

と同時に、確認申請の提出準備にはいります。 それまでには、間取りや窓の位置などは決定しなければなりません。

確認申請提出の日が決まれば、その後の工程は全て決められます。 つまり、いつ入居できるか?正確にスケジュールを組める、 ということです。

 

~この時期のポイント~

着工日、竣工日は必ず決めましょう。

請負契約時には、着工日と竣工日は必ず決めてください。

よく「確認申請許可後、何日で着工」というような記載があるようですが、 この場合は、申請状況によって、いつになるかわかりません。 必ず、具体的な日付を決めてください。

また、竣工が遅れた場合の違約金についても、着工して問題になってからお金の話をするのも言いにくいと思いますので、契約前に明確にしておきましょう。

確認申請は1週間

確認申請の期間は、木造なら最短で1週間でおります。 ただ、長期優良住宅などの申請も同時にする場合は、3週間は必要になります。 今は、民間の確認審査機関に出すことがほとんどなので、 かなりスピーディーになっています。 「確認申請がなかなか降りなくて、、、」というのは、 法的に問題があるか、遅らせたい理由があるかのどちらかです。

 

変更契約・地鎮祭

請負契約後に生じた変更等は、変更契約を行うことで調整します。 特に大きいのが、地盤改良工事です。 ある程度想定はつくのですが、こればかりは調査しなければわかりません。

地名で地盤を知る方法

確認申請が降りたらいよいよ地鎮祭です。

 

~この時期のポイント~

地鎮祭はやった方がいいの?

地鎮祭は、その土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る行為です。 いよいよ、着工だ!という気持ちにもなりますし、なかなか体験出来ないことなので、 是非、やるようにしてください。 費用は3万円~5万円程度です。

地鎮祭時にはこの他に、

1.家の配置の確認

2.監督などの関係者との顔合わせ

3.近隣への挨拶

なども同時に済ませることが出来ます。

 

工程表は必ずもらいましょう

引き渡しはいつになっても大丈夫、ハウスメーカーにお任せするわ。 という余裕がある場合は良いのですが、通常はそうではないですよね。 それに長く時間をかければ、良いものが出来る、というわけでもないのです。

請負契約時に着工、竣工日を決めているのですから、 それに合わせた工程表を、地鎮祭の日には、 必ずもらうようにしましょう。

 

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着工から竣工

着工から竣工までの期間は、2ヶ月から5か月と工法によって様々です。 セキスイハイムのようなユニット工法の場合は、2ヶ月程度で済みますし、 木造の軸組み工法の場合は、4,5ヶ月かかります。

ちなみに、私の自宅は鉄筋コンクリート造ですが、7か月かかりました。 これは、その時在籍していた建築会社で施工したので、 他のお客様を優先した結果、という感じです(苦笑)

ただ、鉄筋コンクリート造は住宅でも5か月以上はかかります。

 

~この時期のポイント~

現場にはなるべく足を運びましょう

ハウスメーカーの場合は、監督が現場に足を運ぶ回数は限られてきます。 週に1回、という感じで、ほぼ下請けに丸投げ、という場合も多いです。 (現場に行く回数は、最初に監督に聞いた方が良いですね)

そのため、工法を簡略化し、マニュアルを整備していると言えますが、 その通りに施工しているかどうか?は、 下請け工務店の技量次第になってしまいます。

もちろん、素人である施主が現場の詳しい部分まではわからないですが、 現場に来るだけでも、職人の気は引き締まりますし、 気になる点を写真を撮るのも効果的です。

何かありましたら、その写真を監督と営業に送って、 確認しましょう。

 

スイッチやコンセント位置の確認はしましょう

ハウスメーカーによりますが、 スイッチやコンセント位置の確認は、現場で行った方が良いですね。 上棟して(柱や梁が組み上がって)、屋根や外壁が出来たら、 電気工事は入ります。

その時に確認させてもらいましょう。 打ち合わせ通りになっているか、そして、本当に使いやすいか? を確認してください。

多少であれば、その場で変更、ということも可能です。 (監督は嫌な顔をするかもしれませんが、、、)

 

引き渡し、外構工事

本体工事が竣工し、施主検査や完了検査を行い合格したら、 いよいよ引き渡しです。

引き渡しは外構工事が終わってから受ける場合と、 引き渡されてから外構工事を行う場合があります。 入居の都合などを考えて決めてください。

 

~この時期のポイント~

手直しが終わるまで引き渡しは受けない

施主検査での手直しが終わるまで、引き渡しは受けるべきではありません。 引き渡しを受ける=支払を行う、 ということです。

施主にとっての最後のカードは、しっかりと手直しをしてもらった後に、 切るようにしましょう。

以上です。

 

家づくりは先が見えないと不安になりますので、 ある程度、先をわかった上で、進めるようにしたいですね。

では!

 

>>ハウスメーカーにオリジナルの家づくり計画書を作成してもらう

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この記事を書いた人

家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。
一級建築士 / インテリアコーディネーター

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