3階建て住宅で、二階リビングの場合の老後対策について、前回、考えました。
今回は、老後もなるべく自宅で過ごしたい人のための、
足腰が弱くなっても、大丈夫な3階建ての間取りの考え方について話します。
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二階建て プラス 3階部分と考える
敷地が狭く、住宅が密集している地域の場合、3階が日当たりが良いこともあり、3階全てを使って計画してしまいがちです。
例えば、洗濯干し場は、日当たりの良い3階バルコニーで、 トイレは全階に設けるのは勿体無いので、1,3階だけする。
でも、そうすると、一階で洗濯したものを3階のバルコニーで干す、などという、バツゲームのような間取りにもなりかねません。
以前、そのような間取りで後悔している、という方のブログを見かけました。
ので、基本的には、二階建て部分で全て完結し、3階は子供部屋や予備室、納戸などにするのが良いです。
洗濯干し場も、トイレも二階に置きます。
ガレージがある3階建は?
ガレージがある場合は、一階部分の面積が小さくなりますので、部屋をあまりとれないなら、 2,3階で完結することを考えましょう。
もっとも理想的なのは?
もっとも理想的なのは、二階だけで全て完結する、間取りです。
つまり、ワンフロアーに、LDKと、寝室、浴室、洗面、トイレ、バルコニーがある形です。
こんな間取りであれば、二階に上がりさえすれば、フラットな床で暮らすことが可能になります。
洗濯を干すのも、とても楽ですし、家事動線も短縮できます。
老後、というよりは、若い場合でも快適に過ごせます。
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広いリビングは必要か?
二階で完結する話は分かった、 でも、それじゃあ、リビングを広くとれないじゃないか?
ごもっともな指摘です。
これは価値観によるので、なんともいえないのですが、 面積が狭くても、開放感を出すことは出来ますし、快適に過ごすことも可能です。
なるべく長く、住みたい、と考えるならば、リビングを小さくしてででも、ワンフロアーで完結、を目指した方が良いと思います。
間取りで生活してみよう
このブログでも何度も取り上げてますが、間取りが出来たら、どんな暮らしができるか?想像してみてください。
今の自分で想像し、年を取った自分でも、想像してみます。
老後の自分を想像出来ない場合は、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみるのが良いです。
自分で想像するのは、タダで出来ます。今、考える時間をとることで、将来設計が決まってくるのです。
リラックスして、想像してみてくださいね。
では!
PS
もちろん、スキップフロアなど、段差があり、空間的な変化のある家を楽しむのも、大賛成です。
無印の縦の家、はまさにそうですしね。
ただ、想定される将来のことは、考えておいた方が良いですよ、という話です。
こちらも、読んでみてください。