こんにちは。
無印の「縦の家」が、米国人記者 MARGARET RHODES により紹介されました。
無印良品がつくる住宅の「型にはまらない設計理念」:米国記者レポート
狭小地を活かした個性的な家を作る、というのは、日本では割と当たり前ですが、世界的に見るとかなり特異みたいです。記事の中では、ドリームハウスでも有名になったアトリエ・天工人の山下保博さんも紹介されています。
山下さんも狭小地を得意としていますね。私もよく作品をチェックしていました。
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創意工夫によって魅力的な狭小住宅が多く作られる日本の住宅事情について、 MARGARET RHODESさんは、
こうした型にはまらない設計理念は、日本の住宅が、(米国のような)投資対象ではなく、価値が次第に下がっていく資産と見なされていることとも関係する。日用品のようなプレハブ住宅を購入するつもりなら、シンプルで効率のいい商品を手頃な価格で提供するMUJIはぴったりだろう
と、分析しています。
確かに、投資対象、と考えたら、突飛な設計は出来ないですよね。資産として価値が下がっていく、というのは結局、スクラップ アンド ビルドの悪しき慣習を断ち切れないことにつながってくるのですが、狭小住宅の場合は、要素をそぎ落として幾分、施主のパーソナリティーが出やすいものです。ある程度は仕方がないのかな、、、と思ったりもしています。
その点、「縦の家」は、断熱性を上げることで、快適性を大幅にアップしており、またMUJIというブランドがあるため、資産価値を保つことができるかも。
近い将来、「縦の家」のような快適な中古住宅が手に入るようになり、わざわざ注文住宅を建てなくても、好みの家を購入できるようになり、ライフスタイルの幅もひろがるといいですね。
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