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気密性が高い住宅を手に入れる条件 ~気密性が高い住宅講座6~

 

「気密が必要な本当の理由」シリーズの最終回です。

これまでの記事を読んでない方には、 下記から順に読んでみてくださいね。

わかりやすい気密講座1

わかりやすい気密講座2

わかりやすい気密講座3

わかりやすい気密講座4

わかりやすい気密講座5

さてさて、では、気密についてまとめです。

 

目次

いい知らせと、悪い知らせ

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まずは、悪い知らせから。

 色々と「気密」が必要な理由はわかったけれど、 なんだかんだ言っても、 今の住宅は気密がいいから大丈夫、 と考えている方も多いかと思います。

残念ながら、多くの日本の新築住宅は、 C値4.0以上のスカスカ住宅です。

次世代省エネ基準をクリアーしている、 認定長期優良住宅を取得している、 のは関係ありません。これらには、 断熱性の基準だけで、 気密の基準がないからです。

国交省は今後も、 明確な気密の基準は設ける予定はありません。

つまり、 普通に工務店やハウスメーカーに家を依頼したならば、

「隙間風があって、花粉やほこりが入り放題で、

 寒くて換気もろくにできず、土台や柱が腐ってしまう家」

をあなたは手に入れることになります。

 

でも、良い知らもあります。

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 とは言え、 一部のハウスメーカーや工務店は、 気密の重要性を理解し、 高気密高断熱住宅を提供しています。気密の重要性を理解したあなたなら、、、

「快適で健康的に長持ちする家」

を手に入れることは、 それほど難しいことではないのです。

ご安心ください。

 

建築会社の選び方

本当の高気密高断熱を施工できる工務店の、 見分け方は簡単。

「長期優良住宅を取得し、 気密測定でC値2.0以下の家を作れますか?」

この質問に、躊躇なく、

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と答えてくれたら取りあえず、 OK。

その中から、 あなたにあった建築会社を選べばよいのです。

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いえいえ、それだと、建築会社の営業マンに、

「お客さん、東京で気密なんか、必要ないっすよ」って言われて、

「うーん、そうかも、、、」ってなってしまうのがオチです。

 

気密が必要な4つの理由

1.隙間風をなくし、省エネ化と室内の快適さを確保

2.外壁の断熱性の低下の防止

3.外壁内の結露の防止

4.換気をしっかり行うため

これ、しっかり理解しておいてくださいね。さて、気密シリーズはこれでおしまいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

では!

PS  ちなみに、このどことなく哀愁漂う表情のお兄さんは、「宮古まもる君」というそうです。

 

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この記事を書いた人

家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。
一級建築士 / インテリアコーディネーター

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