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グラスウールで高断熱だと壁内はカビだらけ? ~気密性が高い住宅講座4~

「わかりやすい高気密住宅講座」シリーズ4回目、 今回は、

3.壁内結露を防止する

について話していきますね。 では、いきましょう。

 

不吉な写真

気密が必要な理由が、 「壁内結露を防止する」ということは、 気密をしなければ壁の中で結露を起こす、 ということになります。

では、結露を起こすとどうなるか?

「グラスウール 結露」 とググってみると、 こんな検索結果が出てきます。 (画像検索です)

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怖いですねーーー。ここに載っている写真のほとんどはグラスウールです。

壁の中で発生した結露水をグラスウールが吸収し、 カビ発生した、という感じの写真です。

恐らくリフォームの時に石膏ボードをはがしたら、 こんなんなってました、 ということですね。

「まあ、昔の家は気密が悪いからねー、   今の家は高気密だし大丈夫」

って言えれば良いのですが、実はそうでもありません。

以前、書いたように 「次世代省エネ基準」には、 気密性能の目標値は設定されていません。

気密の意味を知らない設計事務所やハウスメーカーに、 家を任せてしまったならば、 あなたの家も、こうなる可能性はあるのです。

 

結露発生のメカニズム

今では、 良質な高気密高断熱住宅のストックが豊富な 北海道でも、 住宅の高断熱化の歴史の中で、 この「壁内結露」問題に苦しみました。

オイルショック以降、 省エネ化を進めるため、 壁いっぱいにグラスウールを詰め込んだものの、 結露を起こしてしまい、 土台や柱が腐る、という事例が多発したのです。

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原因は、室内で発生する水蒸気が、 壁内に入り込んだことによります。

室内では大量の水蒸気が発生します。

その一部が壁内に侵入し、 外気にさらされた合板に接した時に結露を起こし、 結露水が発生するのです。

これにより、

〇 グラスウールの断熱性能の著しい低下

〇 構造部材の腐朽による耐力低下

が起こります。

耐震等級3の地震に強い家でも、 土台が腐ってしまっては、元も子もありません。まずは必要最低限の気密性能を確保することが 、 構造的にも断熱的にも必須になってくるのです。

 

壁内結露の出ない壁構造とは

壁内結露を起こさないためには、 以下の三つのポイントを押さえる必要があります。

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1.気密施工をしっかり行う

壁内には水蒸気を入れないようにする。

2.構造用面材は、湿気を通しやすいもの

柱、土台から発生した水蒸気を外部に排出するために、構造用の面材は、透湿抵抗の低いものを選びます。

3.通気工法を採用

新築木造住宅の多くで採用されている通気工法により、壁内結露を排出しやすくなりました。

 

以上です。 次回は、「気密が必要な本当の理由」の4つ目、 「4.換気をしっかり行うため」 について話しますね。

では!

>>わかりやすい気密講座5

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家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。 一級建築士 / インテリアコーディネーター