amazon1位『家づくりの教科書』をLINE登録でプレゼント!

ダイニング照明の位置で失敗しないための5つの注意点

住宅の照明計画で一番、失敗しやすいのが、ダイニングの照明位置です。

理由は、ダイニングテーブルの配置によって、照明器具の位置が変わってくるから。

ダイニングテーブルの位置と照明がずれてしまうことほど、 カッコワルイことはありません。

 

なぜ、そんなことが起こるのか?

 

私は毎日、数件の間取りチェックしていますが、 その多くには、ダイニングテーブルの位置が書かれていません。

私たちは、家具が書かれて初めて、暮らし方のイメージやスケール感がわかります。

家具がない図面を見ても、なかなか暮らしのイメージはつかないし、 実際にどのような家具を買うか?まで、考えが及びません。

 

そんな状態で、設計士から、

「電気図面出来ました。こんな感じでいいっすか?」

と聞かれても、

「まあ、専門家が良いと言うなら、、、」

となってしまいます。

 

家具位置が影響しない部屋の照明は良いのですが、ダイニングは家具配置で全て決まります。

家族が一番、楽しい時間を過ごせるダイニングですから、キチンと考えた照明計画にしたいですよね?

以下の注意点を確実に抑えて、理想のダイニングにしましょう。

 

1.電球色のペンダントライトが鉄板

ダイニングは、食事を家族で美味しく食べる、というのが目的の部屋(場所)です。

ので、照明もいかに食事の時間を充実させるか?を考えて、 計画することが大事になります。

ダイニング照明に電球色が良いのは、リラックスした雰囲気を作るためです。

明かりが、会社や学習塾と同じ蛍光色では、くつろいだ雰囲気にならないですよね。

 

リラックスした雰囲気だと、唾液の分泌が多くなり、 消化もしやすくなるそうです。

食事を美味しく見せることも大事です。 そのために、なるべく近い位置で照らしたいですね。

 

理想は、テーブルから70センチ程度の位置に照明があること。

照明は、ルイスポールセンの名作 PH5のように、 真下だけでなく、

上部にも間接的に光を広げる照明は、 よりリラックス効果がありますね。

 

 

2.まずはテーブル位置を決める

テーブル位置が決まっていれば、照明計画は難しくはありません。 照明をテーブルの中心にくるように配置すればよいのです。

では、以下に気を付けて、位置を決めましょう。

テーブルの大きさを決める

家族の人数によって、テーブルを選びます。 お手持ちのテーブルがある場合は問題ないですが、

新規に購入する場合は、家具屋さんで確認する必要があります。

ただ、時間がない、、、という場合は、MUJIのカタログが参考になります。

スクリーンショット 2015-06-03 22.15.59

またMUJIなら、全国展開してますので、 実際のテーブルを確認することも出来ます。

 

テーブル以外の家具配置を決める

ダイニングには、サイドボードやカップボードを置きたいですよね。

また、 ダイイングは食事以外に、勉強や仕事などにも使います。 私の子供たちもダイニングテーブルで勉強していますし、

私もブログやメルマガがダイニングで書いていますので、 そのための書籍や文房具の収納場所が必要です。

またウォーターサーバーの位置も考えなくてはならないですよね。

これらの位置は、実際に図面に書き込んでみて、検討してみましょう。

また、家具同士の通路幅を確保はしておきましょう。

 

3.ライティングレールは、センター命

ライティングレールは、照明位置を後から決めることが出来るので、 最近人気です。

でも、直線上に自由におけるだけなので、 テーブルの中心にレールがないといけないですから、 それほど自由度が高いわけではないのです。

引っ掛けシーリングに設置して、回転出来るタイプもあり、 この場合は、テーブル位置を90度回転しても大丈夫です。

ただ、この場合も、テーブルのセンターは決めておく必要はあります。

 

4.昔ながらのDKなら、シーリングも

 DKとして、リビングとは独立していて、6帖程度とあまり広くない場合は、 無理にペンダントにするよりも、シーリングライトにした方が、 無難です。

LEDのシーリングライトは、調光の他に、調色機能もありますので、 その場合は、電球色に出来るシーリングライトを選びましょう。

 

 

5.敗者復活戦もある

ペンダントの位置、失敗しちゃた、 そんな場合でも、簡単に修正することが出来ます。

こちらの商品を設置すれば、ペンダントの位置の微調整が可能です。

 

 

 いかがでしたでしょうか?

照明計画を考えている方は、参考にしてくださいね、

では!

 

シェアお願いします!

ABOUT US

akira
家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。 一級建築士 / インテリアコーディネーター