前回のあらすじ
築10年でそろそろプロパンガスから都市ガスに変えたい、 と考えていたアキラの家に、「都市ガス並の料金のプロパンガス」というチラシを持った、 ニチガス青年が現れた。低料金になることにひかれて、 ニチガス青年にガス変更手続きを委任するが、、、
ニチガス青年にSガスへの通告などを委任して数日後、 ファックスの通告文がオン ザ プラネット(ニチガス営業委託会社)から、Sガスに送られました。
通告日には、何もなかったので安心していました。
ですが、、、
次の日、ニチガス青年が挨拶(様子見)に来た後、 数分して家のチャイムが!
やはり、 Sガスさんの営業さんが2人こられました!
こちらは、2人とも作業着で、プロパンガス屋さん、という服装です。
(ニチガス青年は、カジュアルな服装でした)
まず、オン ザ プラネット(ニチガス営業委託会社)からFAXされてきた通告文にある私のサインをSガスさんは提示して、 間違いないことを確認してきました。
「はい、私の字で間違いないです。ニチガスに変更しようと思います」
間違いないことがわかると、 以前、付き合いがあったSガスのTさんを引き合いに出して、
「Tも話せば分かってくれるはずだ、と言っていました。お話を聞いて頂けますか?」
むむむむ、、、Tさんの名前を出されると、邪見にするわけにはいかないです。
了解すると、 ネットで書かれているようなニチガスの問題点をアレコレ教えていただきました。
ニチガスはすぐに値上げする
ネットで書いてあることですね。 こんなチラシももらいました。
ニチガスとは書いていませんが、画像に使っているのはニチガスですね。
オンザプラネットの営業は大きな報奨金を貰っている。
ニチガス青年のような飛び込み営業さんは、一件とるごとに、 10万円以上のインセンティブを貰っている。 それを取り戻すために、値上げをする。
とのことですが、そりゃ、飛び込み営業なので報奨金はもらうはずです。 あと、年間10万円以上は使用するガス料金で、長期的に利用する人も多いので、 それくらいにはなるのかな?と不思議ではないです。
ニチガスは電力事業に参入する
東電から電気を買って売るそうです。 ただ、これはニチガスだけでなく、Sガスさんも参入するそうです。
LPガス業界は全国2万社以上が乱立し、都市ガス業界も200社強がひしめく。 16年から電力小売りが全面自由化されれば、欧米と同様、ガスと電力の値引きセット販売が一般化し、消費者による業者選別が始まる。17年の都市ガス全面自由化によって家庭向けの地域独占が崩れれば、選別淘汰がさらに進展するのは必至だ。 その中でニチガスは、ガス小売り分野で再編の核となり、グループとして規模を拡大することを狙っている。
ケーブルTV会社のTV,電話、ネットのセットで契約、みたいに、 プロパンと電気のセット割引、みたいなサービスが、 来年から、出てくるようです。16年の電力自由化、17年の都市ガス自由化を目の前にして、ニチガスはシェアを伸ばすことを優先しています。そういう意味では、安価なプロパンガス料金の設定にもうなずけるものがあります。
これらのことは、ある意味、想定内の話なので、 うん、うん、大丈夫です、全て了解しています。
と流して聞いていました。
だんだん、面倒になってきた頃に、
「私たちに最後のチャンスをください。 今までのご恩返しとして、都市ガスなみの料金にします。 もう一度、来ても良いですか?」
んーーー、面倒、、、
しかも、ご恩って、
「高いガス料金でバカスカガスを使ってきたこと?」
とも思ったのですが、
でも、安くなるんなら、まあ良いか。(←あくまでここが優先)
ということで、明日の朝なら空いてるので来てください、とお願いしました。
ニチガスが提示している料金は、
基本料金1500円+従量単価270円
これよりもお得な料金をSガスさんは提示できるのでしょうか?
次回に続く!
※プロパンガスの最安値はこちらのサイトで調べられます。
>>プロパンガス料金をどこよりも安く!【ガス屋の窓口】
>>ニチガス営業マンが来た④ 最終回
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