私の友人で、2500万円の概算見積もりで契約したのにも関わらず、
大きな変更をしてないにも関わらず、最終的には、3500万円になってしまった、という人がいます。
実際、家を見せてもらったのですが、
「まあ、確かに3500万円はかかるよね」
という、素敵な家でした。
仕事は丁寧ですし、施工にもこだわりを感じましたが、概算予算がかなり甘かった、ということになるのでしょう。
その友人の場合は、結局住宅ローンを組むことが出来たし、
色々あったけどやって良かった、と思ってるようなので、それは良かったのですが、、、
場合によっては、契約を白紙にしなければならない場合もありますよね。
前回は、間取りや仕様を決めてから契約することを書きましたが、
それは、建築会社が出す「見積書」だけの話です。
家づくりにかかる費用は、見積書にも書かれていない項目も多いので、
通常は、資金計画書、というものを作ってくれるはずです。
見積書や資金計画書に、必要な項目が入っているかどうか?
確認するためのリストを作りましたので、参考にしてみてください。
見積書
地盤関係
□地盤調査費用
□地盤補強費用
外構関係
□外構工事
□水道引込
その他
□水道加入金
□カーテンレール、カーテン、家具
□照明器具、エアコン
□アンテナ、ケーブルTV引込費用
資金計画書
契約関係
□印紙代
□登記費用(表示登記、所有権移転登記)
□固定資産税
ローン関係
□ローン事務手数料
□ローン保証料
□火災保険
□抵当権設定登記費用
□つなぎ融資金利
その他
□水道分担金
□引っ越し代
□地鎮祭費用
大手のハウスメーカーであれば、 網羅された資金計画書が提出されているはずですが、
中小の工務店の場合は、 業者によって対応がまちまちです。
全体予算を把握した上で、 請負契約に臨むようにしてください。
では!