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グラスウールで高断熱だと壁内はカビだらけ? ~気密性が高い住宅講座4~

「わかりやすい高気密住宅講座」シリーズ4回目、 今回は、

3.壁内結露を防止する

について話していきますね。 では、いきましょう。

一級建築士 船渡亮
1971年生まれ。神奈川県出身。株式会社かえるけんちく代表。 複数の住宅会社で設計士として活動後、施主のための家づくりコンサルティング会社を設立。 家づくりは「理想の暮らしを実現するための手段」という信念の元、年間1000件の家づくり相談・間取り診断を行う。 1万人が学ぶLINE・メルマガやブログ、Youtubeチャンネルも運営、電子書籍も多数出版SUUMODIMEオリコンダイヤモンド不動産研究所など様々なメディアの監修執筆も行う。著書に『人生が変わる片付けのルール』。2023年11月には講談社で間取りに関する新書を出版予定。 法政大学卒。既婚、2児の父。
目次

不吉な写真

気密が必要な理由が、 「壁内結露を防止する」ということは、 気密をしなければ壁の中で結露を起こす、 ということになります。

では、結露を起こすとどうなるか?

「グラスウール 結露」 とググってみると、 こんな検索結果が出てきます。 (画像検索です)

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怖いですねーーー。ここに載っている写真のほとんどはグラスウールです。

壁の中で発生した結露水をグラスウールが吸収し、 カビ発生した、という感じの写真です。

恐らくリフォームの時に石膏ボードをはがしたら、 こんなんなってました、 ということですね。

「まあ、昔の家は気密が悪いからねー、   今の家は高気密だし大丈夫」

って言えれば良いのですが、実はそうでもありません。

以前、書いたように 「次世代省エネ基準」には、 気密性能の目標値は設定されていません。

気密の意味を知らない設計事務所やハウスメーカーに、 家を任せてしまったならば、 あなたの家も、こうなる可能性はあるのです。

 

結露発生のメカニズム

今では、 良質な高気密高断熱住宅のストックが豊富な 北海道でも、 住宅の高断熱化の歴史の中で、 この「壁内結露」問題に苦しみました。

オイルショック以降、 省エネ化を進めるため、 壁いっぱいにグラスウールを詰め込んだものの、 結露を起こしてしまい、 土台や柱が腐る、という事例が多発したのです。

壁内結露が起きやすい壁の構造

原因は、室内で発生する水蒸気が、 壁内に入り込んだことによります。

室内では大量の水蒸気が発生します。

その一部が壁内に侵入し、 外気にさらされた合板に接した時に結露を起こし、 結露水が発生するのです。

これにより、

〇 グラスウールの断熱性能の著しい低下

〇 構造部材の腐朽による耐力低下

が起こります。

耐震等級3の地震に強い家でも、 土台が腐ってしまっては、元も子もありません。まずは必要最低限の気密性能を確保することが 、 構造的にも断熱的にも必須になってくるのです。


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壁内結露の出ない壁構造とは

壁内結露を起こさないためには、 以下の三つのポイントを押さえる必要があります。

壁内結露が起きない壁

1.気密施工をしっかり行う

壁内には水蒸気を入れないようにする。

2.構造用面材は、湿気を通しやすいもの

柱、土台から発生した水蒸気を外部に排出するために、構造用の面材は、透湿抵抗の低いものを選びます。

3.通気工法を採用

新築木造住宅の多くで採用されている通気工法により、壁内結露を排出しやすくなりました。

 

以上です。 次回は、「気密が必要な本当の理由」の4つ目、 「4.換気をしっかり行うため」 について話しますね。

では!

>>わかりやすい気密講座5

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この記事を書いた人

家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。
一級建築士 / インテリアコーディネーター

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