前回に引き続き、建売住宅の話です。
前回は、断熱性能の高い建売住宅を購入するためには、オリンピックイヤーの2020年まで待てばよい、という話をしました。さすがにそれではあんまりなので(苦笑)、今日は、今、探している人向けの話をします。
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断熱性の高い建売住宅を購入するには?
建売で断熱性の高い家を購入するには、まず、基本仕様で次世代省エネ基準をクリアしている地元のビルダーをいくつか探し、その物件をフォローします。そして、希望の地域で分譲を始めたら、見学に行きましょう。
通常は、チラシや不動産屋の物件情報から探すと思いますが、それだと、多くの場合は、空振りに終わってしまいます。日本で建てられている家の半分は、次世代をクリアしておらず、その多くは、建売住宅に集中しているからです。
ので、まずは、どのビルダーが作っているか?にこだわりを持ちましょう。
ところで、次世代省エネ基準では、気密性に関する基準がありません。そのため、次世代をクリアするだけでは、高気密住宅にはならないのです。気密の重要性については、このブログでも何度か記事にしています。
>> わかりやすい気密講座
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高気密化する方法は?
高気密化するための方法はいくつかありますが、多くのビルダーが採用しているのが、発砲ウレタン吹き付けです。専門業者が施工するため、精度も安定しています。
グラスウールによる高気密化も可能ですが、多くの場合、大工さんが行うため、施工精度に不安があります。(グラスウールが悪いわけではなく、キチンとした気密施工を理解してないケースが多いのです)
そんなわけで、 発砲ウレタン吹き付けのビルダーが無難でしょう。これらの情報は、ビルダーのホームページの、設計の配慮点や、基本性能 などと書かれたコーナーを見るとアピールされています。
まとめますと、
次世代省エネ基準 又は、省エネ対策等級4、 をクリアし、かつ、 発砲ウレタン吹き付けを、 基本仕様としているビルダーを探し、その物件情報をチェックする。
となります。
次回は、建売住宅が、耐震性や、防水性に優れてるかの、確認方法について、お話します。
では!
>>建売講座4
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