以前、建売住宅の会社社長と話したときのこと、こんな質問をしてみました。
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御社の住宅は、次世代省エネ基準を、、、
御社の建てる住宅は、次世代省エネ基準をクリアされてますか?
「いや、してないです。 断熱性能を上げることは簡単だけど、建売のセールスポイントにはなりません。 価格も上がってしまうので、当面は考えていないです。」
この会社は、横浜、川崎を中心に建売の建築、販売をしています。
その地域で狭くてもいいから一戸建ての住宅に住みたい、 という顧客の要望に応えるべく、 無駄をなくし、設計や施工を合理化することで低価格化を実現、 実績を上げてきました。
その「無駄」と判断されている部分が「断熱」となるわけです。
要は、一般の人は家の「断熱性能」という言葉自体を認識してなく、 あくまで、「立地」「価格」「間取り」あとはキッチン、お風呂の見た目が良ければ売れる。すくなくとも、断熱で10万円プラスするなら、キッチンを良くした方が良い、という感じなのでしょう。
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6年後、全ての新築住宅が省エネ基準がクリア
こんなことだから、日本の家は寒いんだ! って嘆いている方に朗報です。 東京オリンピックイヤーの2020年以降に建てられる新築住宅は全て、 「次世代省エネ基準」をクリアすることになるようです。あと6年待てば、新築住宅なら、 どんな建築会社の家でも、 最低限の断熱性能は確保できていることになります。
素晴らしいじゃないですか!
あのクソ寒いと有名な安藤忠雄の設計する家も、 「次世代省エネ基準」をクリアすることになるんです。 個人的にはとても楽しみです。
え、6年も待てない? ですよね(笑)
では次回は、 今すぐに「次世代省エネ基準」をクリアした建売住宅を購入する方法をお話しますね。
では!
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