ぎっくり腰、つらいですよね。
私は三年前に初めてなってから、毎年、冬に一回はなるようになりました。今年は二回もなってしまい、さすがにマズイと思い、姿勢の矯正のため、整骨院に通うようにしました。
さて、今回は、ぎっくり腰歴3年の私が、ぎっくり腰の時に重宝する住宅設備について紹介します。
これらがあれば、例えぎっくり腰になったとしても、自宅では快適?に過ごすことが出来ます。
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1.ハンドシャワー付き洗面化粧台
ぎっくり腰になって一番、困るのが、顔を洗えないこと。何しろ中腰になれないのですから、両手で顔を洗えないのです。
(こんなことになるなんで、ぎっくり腰になって初めて知りました)
ぎっくりの本には、こんな風に洗うと良い、とありました。
腰の痛みがたった10分で9割消える! [ 木村栄吉 ]
確かにこれなら出来るけど、床に水は跳ねるし、面倒です。
ので、私はこれまで、左肘を洗面台に置いて片手で顔を洗っていました。でも、これも、片手なので水を多くすくえなくで、時間がかかります。
で、今年からやっているのが、洗面台のハンドシャワー水栓を使うことです。
流れは、
両手で石鹸を泡立てる ↓ 泡立った石鹸を顔に塗る
↓
左肘を洗面台について安定させてから、 右手にシャワー水栓を持ち、顔にシャワーをかける。
↓
終わったら、起き上がり、タオルで拭く。
ネットで、蒸しタオルで顔を拭く、とかありましたが、それだと、石鹸使えないですからね。 朝、洗顔する場合は、これがベストです。
今は、ほとんどの洗面台にシャワー水栓がありますので、是非、活用ください。
2.手元で止水出来る浴室のシャワー
あなたが、立ってシャワーを浴びる派なら、入浴前に体を洗うときシャワーを出したり止めたりする度にかがむのは、結構大変です。
でも、シャワーヘッドに、ON OFFのスイッチがあったら、かがむ必要はありません。
元々は、節水や、掃除の時に便利な機能なのですが、ぎっくり腰にも、優しいんですね。
使用後は元栓を閉めないと、水圧で不具合になるのでお気をつけください。
3.自動開閉便座
開閉便座なんか、いるかよ! って個人的には思っていました。
でも、ぎっくり腰になって初めて、 開閉便座のありがたさがわかりました。
便座を開けるだけでも、腰には負担がかかるんです。あると相当便利ですよ。
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4.玄関と水廻りの手すり
手すりは、ありがたいです。
階段には、建築基準法上、必ず手すりがつくので良いのですが、玄関やトイレ、お風呂は、要望しないとつきません。
とはいえ、システムバスの場合は、シャワーバーと手すりが兼用なので、ついていることが多いかな。
トイレも、タンクレスを選ぶと、手すりがついた手洗いを選べますね。
整骨院の先生には、電車では、手すりの隣に座り、手すりを掴んで起き上がりなさい。
と言われました。 これは家でも同じですね。
5.引き戸
バリアフリーの基本ですが、やはり引き戸は、使い勝手が良いですね。自宅は夫婦の寝室以外、全て引き戸なので良いのですが、会社では、開き戸が多いので、開け閉めに苦労しました。
引き戸の良い点は、自分が動かなくても、手だけで開け閉め出来ることです。
ぎっくり腰の時はまさにこの、
自分が動かなくていい、
というのが助かります。
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ぎっくり腰になる、というのは、自分が年老いた時の先取りして体験するようなものです。
なってしまったとしても、 将来、こういう部分が大変になるんだ、 というシミュレーションをしてるんだ、と前向きにとらえて、 家づくりに生かしましょうね!
(でも、なるべくならならないようにしましょう、、、)