先日、家づくりのコンサルをさせていただいている方から、
スイッチやコンセントなどの電気設備の計画の考え方について、 質問があったので、メールで回答しました。
その内容、そのままブログに使えそうなので、 記事にしようと思います。
題して、 スイッチ、コンセントの配置の4ステップ
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STEP 1 家具を配置しよう
スイッチやコンセントの位置を決める前に、 家具や家電の位置を、図面に書きいれてください。
理想は、設計士に打ち合わせの最初の段階で、 図面にあらかじめ書いてもらうこと。
自分でやる場合は、
1/100 の図面では、1m=1cm 1/50 の図面では、1m =2cm ですので、 定規を使って書きこんでください。
この時、数字で、幅×奥行×高さ も記入してください。
※高さは意外と重要です。
家具の配置が決まってない場合は、 色紙のその大きさに切りぬいて、
図面上で置いてみて検討してみましょう。
STEP 2 設計士にたたき台を作ってもらおう
STEP1の家具配置した平面図を、 設計士に渡して、 たたき台となる案を作成してもらいましょう。
この時には、家具は図面に入れてもらいましょう。
自分で、コンセントやスイッチの位置を決めたものを、 設計士に渡す、というのはあまりお勧めできません。
なぜならば、その時点で、 設計士からアイディアをもらうことは難しくなるからです。
せっかく、お金を払って家を計画してもらっているので、 使えるものは、トコトン、使いましょう。
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STEP 3 図面で暮らしてみよう
たたき台となる図面をもとに、 一部屋ごとに、 図面の中で生活してみましょう。
これは夫婦一緒に話しながらやるのが良いですね。
例えば、 玄関に入ったら、 どこでスイッチを押すのがいいか、
キッチンでは何をしたいか、 TVはどこで見たいか、 電話子機や携帯、掃除機の充電はどこでするか、 など、
想像を膨らませて、 決めていってください。
家具が書かれているので、生活感がわかりますよね?
箪笥の裏にコンセントが隠れてしまってないか?なども確認しましょうね。
今住んでいる家で、どこにコンセントやスイッチがあるか?を、 再確認してみるのも良いですね。
コンセントで忘れそうなものは下記に書いておきますね。
□ウォーターサーバー
□電話子機
□携帯の充電
□インターフォン子機(どこでもドアフォン)
□掃除機の充電位置
□ルンバの充電位置
□ホットプレートや鍋の位置(テーブルの下に床付コンセント)
□ミキサーやフライヤー(キッチン)
□コーヒーメーカー
□炊飯器
□電子レンジ
□トースター
□加湿器
STEP 4 設計士と話し合いましょう
夫婦の意見をまとめて、 設計士と話し合って決めましょう。
専門家としての別の視点から、 意見を述べてもらい、 最終決定をしていきます。
打ち合わせがショウルームであれば、 その場に立ってみて、
シミュレーションしてみるのが良いですね。
以上です。
では!
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