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最近、子供たちの間では、妖怪ウォッチというアニメが流行っています。
(うちの子たちも毎週見ています)
このアニメでは、全ての事件が、「妖怪のせい」です。
アニメの物語の構成はこんな感じ。
日常生活に何か異変が起きる
↓
妖怪のせいに違いない!と主人公のケータが言う
↓
ケータが妖怪ウォッチで、妖怪を見つける
↓
ケータの友達の妖怪を呼んで、その妖怪と戦わせる。
↓
戦いに決着がつき、その妖怪とも友達になる
毎回このパターンなので、 流石に飽きてしまいそうなものですが、 子供たちは、なんだかんだ言いながらも見てますね。娘は好きな妖怪をノートに書いたりしています。 (ちなみに私は、コマさんが好きです)
最初、この「全部妖怪のせい」ってのが、 教育上、どうなのよ、、、って思ったりもしたのですが、 (最近、ヤフーでもそんな記事が載ってましたね) 実は「家づくりの問題解決」に向けて、多くの学びがあるなあ、 と最近、思うようになりました。
日常生活に何か異変が起きる(問題発生)
↓
妖怪のせいに違いない!と主人公のケータが言う(原因の推測)
↓
ケータが妖怪ウォッチで、妖怪を見つける(原因の発見)
↓
ケータの友達の妖怪を召喚し、その妖怪と戦わせる。 (問題解決への試み)
↓
戦いに決着がつき、その妖怪とも友達になる (問題解決、和解)
家づくりに置き換えると、
ケータは、施主で、
友達妖怪は、「信頼できる専門家」
問題の原因となる妖怪は、「図面のミス、施工ミス、問題の業者など」
ここで重要なのが、この3つ。
1.ケータは、異変に気づき、原因を発見することが出来る。
ケータが偉いところは、まず「異変」に気付けることです。 家づくりでも、この「異変」に気付く注意深さが必要になります。 そして、「妖怪ウォッチ」の力を借りて、原因を発見出来ます。
施主にとっての「妖怪ウォッチ」は、 自らの知識やネット検索、専門家のアドバイスです。
2.「友達の妖怪の力を借りる」にしても、主導権はケータにある。
ケータ自身は実は何にも出来ません、 問題解決するには、妖怪の友達の力を借りる必要があります。 でも、「どの妖怪を使う」かは、ケータが決めます。 これも施主にとっての、業者選びと同じですよね。
3.問題が解決したら、妖怪と和解し、ケータの仲間になる。
問題が解決した後は、和解し、仲間になります。 家づくりにおいて、こうなるためには、 施主や業者と立場は違えど、「良い家づくり」をしたい、 という同じ方向を向いている必要がありますよね。
ちょっと強引?(笑)
「異変」に気付けるということは、「正しい状況」を知っている、 ということになり、それには、それなりの知識が必要になります。
専門的な部分までしっかり知識を身に着けることは難しいですが、 自分は、「家づくりのリーダー」であるという意識を持って、 打合せに臨んだり、工事現場に足を運んだりすれば、 自然と問題になる部分は見えてくるものです。
みなさんも、ケータになった気分で、 家づくりに臨んでみてくださいね。
では!