先日、トーヨーキッチンの表参道ショウルームで、新作のメガキッチンを見てきました。
そして、「坂上忍、家を建てる」で話題になった3Dシンクも、 実際に体験してきました。
>>坂上忍、家を建てる4回目~ガラス張りハウスと、家事が楽!究極キッチン~
3Dシンクの特徴は、シンク前から動かずに、下ごしらえなどが完了できるように、 シンクと作業スペースが一体になっていること。
上記写真のように、シンクの一部から、IHまでが、 ワークスペースになります。
もちろん、天板を移動することで、ワークスペース位置を変えることが可能です。
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ただ、イマヒトツ、使い方がイメージできなかったので、 社員さんにレクチャーをお願いしました。
すると、
「では、チンジャオロースを作るとしたら、こんな感じです」
と、実演をしてくれました。
チンジャオロースを作る場合
ピーマンを切ります。 切ったピーマンは、左のボールへ、ヘタやタネなどは右側へそれぞれ落とします。
切り終わりましたら、水を流して洗います。 水は、溝があるので、床には落ちません。
次に肉を切ります、、、、
スイカを切る場合
スイカを切るには力がいるので、まな板は下に移動します。 これだと力が入れやすいです。
パンをこねる場合
パンをこねる場合も、この高さが力を入れやすいです。
さて、私はここまで、シンクの前をまったく動いていません。
この動線をゼロにすることが出来るのが、3Dシンクの魅力です。
なるほどーーー
その日はパーティー形式でお酒を3杯くらい飲んでいたので(笑)、
なんとなくしか覚えてないのですが、 こんな感じでプレゼンしてくれました。
うん、確かに、こういうコンセプトのシンクって面白いし、 人によっては、使いやすいと思うかも。
3Dシンク自体は、イタリアのミラノサローネで発表されたものを、 トーヨーキッチンが日本に持ち込んだもの、らしいので ※1、 トーヨーさんの発明ってわけではないのですが、確かに面白いです。 実際に料理してみたくなりますね。
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では、デメリットは?
デメリットというか、疑問として、 そもそも、キッチン廻りで動くことって、そんなに面倒?ってことです。
例えば、高齢者や身体障害者で、動くのが大変だから、一か所で済む、 というのならわかります。
でも、3Dシンクは、どう考えてもユニバーサルデザインとは言えません。
シンク前に椅子に座って作業しやすいようなデザインにはなっていないんですね。
キッチン前でシンク⇔ワークスペースと、1,2歩動く、ことをなくすために、
この3Dシンクを付ける、、、というのがどれほどメリットがあるのか?
この考え方で、採用するかどうかが決まる気がします。
また、天板を水で洗う時に、 水が床に落ちない、という説明がありましたが、 実際に水を流してみたわけではないので、ちょっと疑問。
そこを突っ込んでみたら、
「落ちませんよ、でも、あまりに勢いが良ければ、こぼれますが」
との対応でしたので、 これもやってみないと、わからないですね。
3Dシンクを使った料理教室、とかを開いてくれたら参加するのにな。
では!
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※1「3Dシンク自体は、イタリアのミラノサローネで発表されたものを、 トーヨーキッチンが日本に持ち込んだもの」について、TOYOキッチンから、指摘を頂きましたので掲載いたします。
失礼いたしました!