ショールーム見学シリーズの二回目です。
一回目はこちら ⇒初めてのショールーム見学で失敗しない5つの注意点
最近、週に二度は、お客様の住宅設備を決めるためにリクシル新宿ショールームに通っています。
その経験から、これは抑えないと失敗する、という5つのポイントをまとめましたので、参考にしてくださいね。
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1.最低、3時間は確保する
住宅設備(住設)といえば、キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレの4点セットが主です。
リクシルやTOTO、パナソニックなどのメーカーはこれら全てを同じショールームで見ることが出来るので、施主にとっても、建築業者にとっても楽出来て、便利です。
とはいえ、流石に4つも見るとなると、時間がかかります。じっくり説明を聞きながら決めるには、最低3時間はかかります。
それはわかっていたのですが、、、
先日、お客様に時間がなく、だいたい2時間くらいでまとめてください、とリクシルのコーディネーターの方にお願いしたところ、、、
確かにテキパキ説明はしてくれるのですが、説明すべき内容が抜けていたり、大雑把だったりする部分が目立ちました。
キッチリ2時間でまとめてはくれたのですが、お客様が理解してない部分も多く、もう一度、ショールームで確認する必要が出てしまいました。
このように、4点セットを全て、説明を受け、決める場合は、最低3時間は確保して、ショールームに行った方が良いですね。
2.動きやすい服装にする
三時間かかる、というお話をしましたが、当然、立ちっぱなしですし、歩く距離も多くなります。
また、システムバスの展示などでは、浴槽に入って確認することも出来ます。
ので、スニーカーなどの歩きやすい靴で、女性の場合は、スカートよりもパンツの方が、疲れないですし、体験もしやすいです。
3.標準仕様を確認する
まずは、建築会社が出している標準仕様を説明してもらうように、ショールームアドバイザーにお願いしましょう。
何も言わないと、予算よりも高い仕様の説明から入るアドバイザーの方もいます。 これは、高いものを選んで頂くことにより、アドバイザーにインセンティブが入る制度があるからです。(メーカーによります)
ですが、それをすると、10万、20万はすぐにアップしてしまいます。 ので、まずは予算内の仕様を説明してもらい、後に仕様アップの提案を聞くようにしましょう。
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4.実際に触って、使ってみる。
実物を見て説明を聞くだけでは、わからないことは多いです。実際に触って使って見て、決めるようにしましょう。
例えば、キッチン水栓に標準的についている浄水器ですが、実際に持って使うと、人によってはヘッドを重く感じることがあります。
それが嫌で浄水器は独立にする、または付けない方もいるので、家事を想定してその場で手にとって使ってみてくださいね。
5.メリット、デメリットを確認する
私が施主とショールームに同行する時は、アドバイザーさんにデメリットの部分について、質問をします。
答えを知っているので、自分で言っても良いのですが、知らないフリをして、アドバイザーさんの口から話してもらうように誘導します。 (その方が説得力があるので)
LIXILの商品で、10年間、ファンの掃除をしなくて良い、というレンジフードがあって、アドバイザーの方は間違いなく、それを勧めてきます。 確かに魅力的なのですが、自分ではメンテナンスが出来ないので、10年後には、LIXILにメンテナンスをお願いする必要があります。
私としては、自分でメンテ出来ない、、、というのはちょっと嫌なので、そこを説明してくれるようにアドバイザーには促すのですが、言わなければ、特に触れない方もいます。
もちろん、それを理解した上で採用するのは、全然OKです。 高齢者の方の場合は、自分でやるより、メーカーにお願いした方が良いですものね。
基本、お勧め商品の場合、メリットしか話さないので、デメリットの部分をしっかり聞いて、判断するようにしてください。
6.写真をとる
ショールームは、写真撮影は基本、大丈夫なので、決めたものについては、撮影していきましょう。
後でプレゼンシートと見積もりがもらえるとはいえ、見返すと分からなかったりします。
まあ、だいたい一ヶ月もすると、自分が何を選んだか、忘れてしまう人が殆どです(苦笑)
また、アドバイザーの方が打ち合わせ通りにプランシートを作ってくれるとは限りません。(意外に間違いがあります) ので、重要なポイントは、写真に撮っておくと、打ち合わせ記録にもなり、便利です。
以上になります。
次回は、もっとショールームを使い倒す方法について、話しますね。
では!
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