こんにちは。
家を建てるぞ!となって、
色々な工務店と話したり、本を読んだりして、インターネットで調べたりして、
たくさんの知識を吸収していくのですが、
ふと、他の人って、どんな家づくりしてるの?って思う時があります。
そんな時は、家づくりのブログなどを見るのもいいのですが、
意外とわかりにくいし、最初から読むのはちょっとしんどいですよね。
で、一番手っ取り早い、と私が思うのが、
実際に家を建てた著者の体験を語った本を読むことです。
特に、漫画家が描いたものには、面白いものがありますので、今回紹介しますね。
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1.やっちまったよ一戸建て1,2 伊藤理佐 著
男なし、お金なし、信用なしの三十路エロ漫画家が家を建てるまでの爆笑ドキュメント。
登場する不動産屋さん、建築家、工務店の社長がそれぞれ魅力的に描かれていて、同じチームで家を建てたい、という人が出てきたほどです。
私はこれを読むと、桃太郎を思い出します。
桃太郎は鬼を退治への道中に出会った、イヌ、サル、キジにキビ団子をあげ、仲間にします。でも、考えてみると、キビ団子をもらっただけで、危険な鬼退治に行くなんて割が合わないですよね。本当は、桃太郎の人柄に惚れて、みんな仲間になったはずです。
家づくりも同じ目的を共有した信頼できるプロとの出会い、が大事だ、ということがわかる一冊です。
(実際は、2巻あります)
2.はじめて家を建てました! あべかよこ 著
こちらは、ドキュメントとノウハウをバランスよく詰め込んだ、家づくりの入門書です。
漫画家のあべかよこと夫が、ハウスメーカーを決めて、竣工するまでの様子を丁寧にわかりやすく描いています。
これを読むと、家づくりの全体像がわかるので、よくわからないことからくる不安が解消されると思います。
ハウスメーカーの営業とのやりとりや、現場でよくありがちな事件(床が雨に濡れて大丈夫なの?)など、実際に家を建てた人でないとわからない内容も多く、説得力あります。
3.物語のある家 妹島 和世
ちょっと主旨から外れますが、わかりやすいことからおススメなのが、
建築家 妹島和世によるこどものための家づくりの絵本です。
彼女の代表作「梅林の家」を、この家の長男の「僕」の視点から物語として描いています。
この絵本、私の子供たちにも好評で、たまに開くと、アレコレと話しながら楽しい時間を過ごすことができます。
そして、驚くのが4才の子供でも、この本の図面が理解できること。
家具や布団や靴などが描かれていて、そこに物語があるので、わかりやすいんですね。
実際、この作品は、ふつうの家とは言い難い、とてもアグレッシブな住宅ですが、
家づくりって、枠にとらわれず、自由に出来るのだってことが実感できる絵本です。
以上です。
どの本も気軽に読めるものばかりなので、
是非、手に取ってみてください。
ちなみに家づくりで参考になる本はこちらで紹介しています。
では!