坂上忍、家を建てる × かえるけんちく相談所(勝手に)コラボ 03
明日、2月16日の『坂上忍 家を建てる』は、
「19坪に6部屋!壁をなくしたアイデア住宅 光と風が通り抜けて光熱費激安の究極の平屋に坂上も大興奮!」
とのことです。
平屋のエコハウス?になりそうなので、とても楽しみです。
さて、今回は放送前の予習として、
1.光熱費激安にするための方法
2.平屋
について、ざっくり学んでいきましょう。
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1.光熱費激安にするための方法は?
光熱費を激安!ってありますが、前回も、「鎌倉で激安で建てた」 と言いながら、
それほどでもなかったので、、、どうなのかな? とは思いますが、3つの方法が考えられます。
A.スマートハウス的な方法
HEMSと呼ばれるエネルギー量を見える化する装置や、
太陽光パネルや、高効率な給湯機やエアコン機器を搭載した家を、 スマートハウスと言います。
断熱性能は、次世代省エネ基準と言われる基準をクリアしたものです。
給湯機をエコキュート、調理器具をIHクッキングヒーターにすれば、 オール電化住宅になります。
要は、最低限の断熱性能を確保し、 HEMSで、節電もして、
それ以上に、太陽光パネルで創エネすることで、省エネしましょう、 という感じの家です。
確かに光熱費も下がるとは思うのですが、絵的にはあまり面白くないかも。 単純に「スマートハウス」ってだけでは、ない気はします。
B.パッシブハウス的な方法
高気密高断熱とし、換気を熱交換器とことで、 エネルギーの無駄をなくし、住空間の快適性も実現した住宅です。
日射取得や、通風も計算し、その敷地ごとに計算し設計に取り入れています。
「パッシブハウス」は、色々な団体や設計者が使っている言葉です。 最も有名な団体は、パッシブハウスジャパンです。
恐らく、パッシブハウスジャパンが関わるような建物ではない気がするのですが、
でも、そのような思想の家じゃないのかな? と期待しています。
C.夏をむねとする方法
風が通り抜け、光が沢山入ることを考えて設計されている住宅。
吹き抜けがあり開放感があるのがウリで、映像的な見栄えがします。
夏は確かに快適ですが、冬は少し我慢しなければなりません。
リビングには、薪ストーブがあったりします。
どちらかというと、冬を我慢することで、光熱費を激安にしている! って感じ。
ちなみに、「夏をむねとする」は、吉田兼好の徒然草のフレーズです。
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2.平屋ブーム?
最近、私が主催する「かえるけんちく相談所」には、平屋で家を建てたいのですが、、、 という相談が多いです。
検索件数も「平屋」のワードは上がっているみたいなので、 ちょっとした「平屋」ブームなのかもしれません。
平屋のメリットは、「階段がないこと」
段差がない!というのが、とても魅力のようです。
逆に、気を付けなければならない点は、
1.コストが高くなる
2.敷地によっては、日当たりが悪くなる
3.部屋数の多い広い家だと、動線が長くなる。
です。
特に、
2.敷地によっては、日当たりが悪くなる
は、すごく重要で、ほぼ、敷地によって、平屋を採用できるか? が決まってくると思います。
でも、坂上さんの敷地は、広いし日当たりも良さそうなので、 平屋という選択肢もアリなのかな?
以上が、予習内容になります。
これらを踏まえたうえで、番組を鑑賞されると、 より楽しめると思いますよ。
では!
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