坂上忍、家を建てる × かえるけんちく相談所(勝手に)コラボ 19
昨年の最終回を迎えた「坂上忍、家を建てる。」を2回にわたって解説しています。 前編では、建築的なことを話しましたので、今回は、住宅設備、家具関係です。
坂上さんの別荘では、あんまり聞いたことのない海外メーカーの商品がいくつも使われていました。 それらについて、取り上げますね。
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1.LAUFENの洗面化粧台と、VOLAの水栓
洗面台は、スイス製のLAUFEN(ラウフェン)社です。
1892年創業。スイスに本社を置き、世界各国に5ヵ所の工場を持っています。 1999年、ROCA社と合併。オリジナル商品の他、デザイナー商品の取扱いを早くから行っており、 ステファノ・ジョバンノーニ、フェニックスデザインなどを起用。 市場の商品評価も高く今後に期待されるメーカーです。
水栓は、デンマークのVOLA(ボラ)社です。坂上さんの家では、水をためるための金具がシンクの下についていましたね。
教会用装飾の鋳物メーカーとして1873年に創業。 1955年に水栓金具の専門メーカーとしてスタートしたボラ社は、1968年、アルネ・ヤコブセンがデザインしたボラシリーズを発売。 時代を超えたデザインが評価され、各国の美術館コレクションに選ばれています。
どちらも、創業100年を超える老舗企業なんですね。
これらはどちも、 日本では、TOTOの子会社のセラ・トレーディングが扱っています。
実は、私も自宅を建てる時にお世話になりました。 シャワー水栓はセラで買ったんです。 下記のオレンジのシャワー水栓です。
気に入っていたのですが、 8年くらいでメッキがはがれてしまったので、LIXILに変えました。 機能だけでいったら、日本製が良いですね、やはり。
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2.Sertaのベッド
ベッドは、アメリカ製のSerta(サータ)社のものです。 全米でNO.1の売り上げのベッドだそうです。
サータ社の歴史は1931年、より快適な眠りと、健康の追求というコンセプトとともに始まりました。 世界ではじめて、本格的なマットレスの供給に取り組んだ1人の男は、その品質を証明するために、220ポンド(約100kg)の巨体で、 スプリングマットレスの上を数時間も飛び跳ねたといいます。 “最高の技術、最高のサイエンスは、全てカバーの下に隠れている。 真の保証は、どんな場合でも型くずれしない、という人々の評判から生まれてくるのだ。” 彼のこの言葉は、現在全米をリードするマットレスメーカー「サータ社」のサクセスストーリーの原点と言われているものです。
坂上さんのベッドで60万円ですから、結構、高いですよねね。
日本では、「ドリームベッド」という日本企業がライセンス契約をして、製造販売しているそうです。 ショールームは東京、大阪、広島にあります。
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3.Aria&Auraのキッチン
こちらは、2014年に複数の企業によって立ち上げられたブランドです。
株式会社ウッドワークス(代表取締約社長:河井頼継)は、 ユニウッド株式会社、辻産業株式会社、株式会社杢創社、空知単板工業株式会社と共に、 天然木無垢材挽き板のインテリア・エクステリアシリーズ「Aria & Aura(アリアアンドアウラ)」 を新発売します。
ショールームは、新宿リビングデザインセンターOZONE 5Fにあります。
結構、高いですが、無垢の質感が良いですよね。 TOYO KITCHENで有名になった、3Dシンクと同じ造りになっています。
このように、結構、住宅設備や家具にはこだわっていますよね。 住宅設備は、機能性よりも、デザイン重視な感じがしますが、 別荘ですからね、生活感が出ないものの方が良いですよね。
番組の最後に、「人はなぜ、家を建てるのか?」という最終回らしい問いかけがありました。
その答えととして、
という言葉で締めくくったのは、その通りだな、と思いました。誰かが家族であれ、犬であれ、自分であれ、家は「幸せ」や「理想の暮らし」のために作られるものだよね、ということを改めて認識させられる最終回となりました。
さて、今回で、「坂上忍、家を建てる × かえるけんちく相談所(勝手に)コラボ 」企画は終了です。
1年間ありがとうございました。
引き続き、かえるけんちく相談所をよろしくお願いいたします。
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では!
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