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坂上忍、家を買う。で思う、家の資産としての価値の寿命。

家族が見ているテレビをたまに一緒に見るのですが、坂上忍が家探しをする番組(の一コーナー)ってありますよね。

中古で売り出している個性的な家を、坂上忍が内見して、最後に買うか買わないかを、尋ねられて、買いません!というやつです。

先日は、ペット(猫)と快適に住める家を紹介していました。 左官壁の洋風な可愛いらしい外観の一見、普通の家に見えますが、中は随所に猫の為の工夫がされていました。

猫だけが通れる開口や、猫のための部屋、猫の食事を作る専用のシンク。

施主のこだわりが随所に見られます。恐らく、打合せにも時間がかかったと思います。

ですが、築2年で売りに出されることになりました。

 

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売りに出された理由は紹介されてなかったのですが、施主にとっても残念なことかと思います。

坂上忍も買わなかったのですが、 (買ったらコーナーが終わってしまいますし)、その理由が、

「だって、俺がかってるの、犬だもん」

誰も、将来、売りに出すこと、想定して注文住宅を建てないと思いますが、いくら丈夫で長持ちの100年住宅を作っても、 その間取りが、施主の以外の人にとって住みにくいのであれば、住みつがれていくことはありません。

家を社会的な資産として考えるのであれば、構造や断熱などを考える以前に、フレキシブルに対応できる間取りにすることが必要かもしれないですね。でないと、凝りに凝った注文住宅ほど、建売住宅よりも、資産価値がない、ということになりかねません。

 >>坂上忍 家を建てる との(勝手に)コラボ企画を考えてみた

 

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PS1

そういう意味では、性能が高く快適な良い建売住宅が増えることは、社会にとって良いことと言えます。今、売られている建売の多くは、狭いし快適じゃないように見えますが、良いものを作っているビルダーも存在します。注文住宅を考えている人も、住宅展示場だけでなく、建売のオープンハウスを見にいくと、スケール感がわかるし、その地域の坪単価の相場がわかって良いかもしれませんね。

高性能な建売シリーズについては、こちらの記事から

 

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この記事を書いた人

家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。
一級建築士 / インテリアコーディネーター

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