坂上忍、家を建てる × かえるけんちく相談所(勝手に)コラボ 17
7月6日分の「坂上忍、家を建てる。」は、キッチンを中心に、 料理研究家と放送作家さんの家を特集していました。
そして、地鎮祭もついに行われ、その模様も放送されましたね。
地鎮祭は、次回、取り上げるとして、今日は紹介された2軒の家について、 見ていきましょう。
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料理教室の先生の自宅に学ぶ!超便利キッチン
場所:世田谷区 鉄筋コンクリート2階建て
建坪70坪 建築費:1億1000万円 設計:不明
パーティーに最適!アメリカンサイズの究極キッチン
場所:港区南麻布 鉄筋コンクリート3階建て 地下1階
建築費:8000万円
今回はどちらも、鉄筋コンクリート打ち放しの家ですね。
では、いつも通りテーマを取り上げていきましょう。
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1.目線の動きを意識した空間構成
この映像が出たとき、うぁーーーという声が上がりました。
まあ、いつもLDの時は上がっているんですけど(笑)、 今回は私も、いいねー、と唸ってしまいました。
ギャラリーっぽくはあるけれど、 荒々しいコンクリート打ち放しの玄関があり、 武骨な階段を上っていったあとの、この開放的な空間。
フォーカルポイント(目が止まるポイント)に、 外の緑を見せるように、コーナーに窓を持ってきたのは見事です。
これは、鉄筋コンクリートだから出来るワザで、 木造だと、普通はちょっと厳しいですね。
あと、色々モノはあるけれど、 雑多な感じがしないのは、住む方のセンスの良さが出ていますね。
でも、最初のこの場面で、 バルコニー手すりに絨毯が干してあるのは、 なぜ???でしたが(苦笑)
当然ですが、内外共にコンクリート打ち放しですので、 夏は暑く冬は寒い、はず。
この季節に取材に行ったのは正解かも(笑)
2.家事が楽になる4つのアイデア
料理研究家である施主の奥様がおっしゃってた4つのアイデアを紹介します。
1)コンクリート打ち放しのキッチンは熱に強い
確かにそうですが、ステンレスのキッチンでも同じでは、、、 コンクリートにしたのは、そんな理由ではなく、 コンクリ打ち放し好きだったから、 なのじゃないかと思います。
2)コンロを5センチ低くする
これは、オーダーキッチンではよくありますね。
キッチンカウンターの高さは一般的に、
身長÷2+5センチが、使いやすい高さ、と言われています。
160センチの女性なら、85センチ
170センチの男性なら、90センチが使いやすいようです。
ただ、ガスコンロは、五徳の分、5センチほど高くなってしまうので、 フライパンなどは、腕を少し上げる感じで使う必要があります。
これをキッチンカウンターと揃うようにすることで、 水平方向の移動も楽になります。
ちなみに、IHの場合は、五徳がないので下げる必要はありません。
3)大理石の調理台
パンを作られる方は、大理石のカウンターを要望される場合が多いですね。
で、ちょっと調べたのですが、 大理石は熱伝導率が高いので、冬場は冷たくなりやすく、 素人が、パンをこねるには不向き、だとか。
割とシリコン製が良い、とかいう意見が多かったです。 まあ、大理石のカウンターで作った、という方が、おいしそうですけどねー。
4)調理の合間に休憩できるスペース
これは、あると確かに便利ですね。 椅子が置ける場所があるだけでも随分違います。
私はワインを飲みながらカレーを作ったりするのが好きなのですが、 ついつい飲み過ぎちゃいそうですね。
3.バイキング社のガスコンロ
この番組を見てて、勉強になるなー、と思うのは、 知らないメーカーを教えてもらえたときです。
このバイキング社は、全く知りませんでした。
調べましたら、ツナシマ商事さんで扱っていました。
価格は、オープン価格、となっていましたが、 番組では、150万円とのこと、、、 買う人、どんだけいるんだろう?
特徴としては高火力で、、2リットルの水を、 通常よりも1分早く沸騰させることが出来る、、、 ということですが、むむ、それはスゴイんだ?
このようなハイカロリーなガスコンロを設置する場合は、 ガスの配管径も業務用と同じくらいにする必要があるようなので、 注意が必要ですね。
ではでは、今日はこんな感じで。
では!
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