「人生がときめく片づけの魔法」はなぜ実践できる? | 家本レビュー

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「片づけ」や「収納」について、改めて考えてみるために、 ミリオンセラーにもなった、近藤麻理恵さんの 「人生がときめく片づけの魔法」を読んでみました。

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実は、この本を新聞広告などで見たとき、 妻には、

そりゃ、30代以上の女性が多い「片づけ」や「収納」コンサル系で、 こんだけ若くて可愛い子が、 「ときめき」とか「魔法」とか「乙女」とか言っちゃったら、 売れるよねーって

って感じで話していました。

要は、若くてかわいいから売れたんでしょ?

ので、今回、この本を読むことにしたのも、 「勉強しよう」っていう感じよりは、 今の子が好きな本って、どんな傾向なんだろう、 ヒドイ内容だったら、批判してやろうって、かなり黒い意図からです。

 

ですが、、、 私自身がこんまり(近藤麻理恵)の魔法にかかってしまったみたいで(笑)、 夢中になって、一気に読んでしまいました。読みもしないで、 偏見を持ったりすると、人生損をしますね。

 

実際、 これだけ、わかりやすく実践的で、学びがあり、かつ批判精神のある、 「片づけ本」って、あまりないんじゃないかなって思える内容でした。「批判精神」と書いたのは、既存の収納法の例をあげてバッサリと切り捨ててるからです。もう3年も前の書籍で、 たくさんのレビューが書かれていると思いますので、 ここでは、家づくりに絡めて書きたいと思います。

 

 

片づけは、まずモノを捨てることから始める

家づくりで収納を考えるときは、 どうしても、今あるものをどう収納するか? を基本に考えてしまいます。私が設計する際も、 「不要なものはなるべく捨ててくださいね」とは言いますが、 こんまりさんのように、 「モノを捨てるまで、収納については考えてはいけません」 とまでは言えません。

何しろ、いかに綺麗にかっこよく、 収納を納めていくかが設計者の腕の見せ所なので、、、

家づくりをしていると、他の様々な検討事項に時間をとられて、 モノを処分することにまで、気が回らない場合があります。最悪、引っ越してから、捨てれば良いか、 って感じになりがちです。

ですが、 「まずモノを捨てること」を終わらせないと、 本当に必要な収納量を把握することが出来ません。

その「モノを捨てる」最大のチャンスが、家づくりなのです。

 

モノを捨てる前に「理想の暮らし」を考える

私はよく、家づくりは、 「理想の暮らしを実現するための手段のひとつ」 という話をします。こんまりさんも、同じように、片づけは、 「理想の暮らしを実現するための手段」 と話しています。「片づけ」を、 「理想の暮らしを実現するための手段」と考えると、 家づくり時に大量にモノを捨てることの必要性が見えてきますね。

「理想の暮らし」に必要なものは何か?をしっかりイメージすることで、 何を新居に持ち込むのか、が見えてくるのです。

 

モノを触ったときの「ときめき」で、捨てるかどうかを判断する

ときめく、とは、「喜びや期待などで胸がどきどきする」こと。

「理想の暮らし」や「理想の自分」への期待でドキドキできるのか? で、モノを残すか、捨てるかを判断する、ということなのですが、この、こんまり流の判断基準は、 実際にやってみると、「すごく使える」考え方です。

先日、妻と二人で自宅のクローゼットを整理しましたが、 45Lのゴミ袋5つ分の洋服を処分し、スッキリ。

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いい歳をしたオジサンが、 「これ、ときめくかな、、、」とか言いながら、 洋服を触る姿ってのもアレなのですが(苦笑)、 かなりの精度を持って、 自分に必要かどうかを判断出来たと思います。

 

 

本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てる

こんまりさんの文章の特徴は、モノを擬人化して話すことです。 モノを擬人化している、これは最初、オカルトチックに思えたのですが、 実は日本人は、モノに対して、 「もったいない」と思うように、 擬人化、あるいは神が宿る、という風に考えてしまうことが多いと思います。

擬人化しているからこそ、捨てることに罪悪感を感じます。 その罪悪感から、 片づけが中途半端に終わってしまうことが多くなるのです。これに対して、こんまりさんは、

「本当に大切なモノを大切にするために、役割を終えたモノを捨てる」 といい、

『全てのモノは、あなたに役立ちたいと思っています。  モノは捨てられて燃やされたとしても、  「あなたの役に立ちたい」というエネルギーは残ります』

と、捨てることへの感情を、再定義してくれます。

 

この「モノを大量に捨てる自分を、肯定してくれる」のって、 思ったよりもずっとパワフルに、 私たちをを行動へと駆り立ててくれます。本だけ読んでるとわかりにくいかもしれませんが、実践すると実感します。もしこれが、「不要なものを収納に使うなんて床面積がもったいない」というような「合理的な説明」だけだったとしたら、 「モノを捨てることへの罪悪感」を払しょくするのは難しかったでしょう。

 

家づくりを考えている人に特にお勧め

片づけというと、今住んでいる部屋をきれいにする、 って考えるのが一般的ですが、 この本は、是非、家づくりを考えている人にも、 読んでほしいです。

片づけのコツは「一気に、短期に、完璧に」 そして「まずは、「捨てる」を終わらせる

と、こんまりさんは言っていますが、 家づくりはまさに、その絶好のチャンス。是非、一読することをお勧めいたします。そのうえで、収納本を読むと、 より理解が深まりますよ。

 

では!

 

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高校生の時に、お金が儲かって、女の子にモテて、楽しそう!って理由から、建築学科に入り、そのまま建築設計の世界に入りました。 「お金が儲かって」と「女の子にモテ」というのは微妙でしたが、家づくりの楽しさに魅了され、今まで住宅設計を続けてきました。

 

子供が生まれたことを機に、32歳に自宅を設計。 共働き夫婦向けの家事がしやすく開放的な家として、当ブログでもたびたび取り上げています。

 

2013年、 「理想の暮らしを実現するための家づくり」を、知識ゼロの初心者が達成できる環境提供のために、副業で、かえるけんちく相談所の運営を開始。

 

2014年に在籍していた工務店が倒産し無職だった時に監修を依頼された片付け本(人生が変わる片付けのルール)が、2万部のヒット。

 

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既婚で、2児の父。

 

資格:一級建築士、インテリアコーディネーター。

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