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新築戸建て住宅で漆喰のDIYに挑戦! ~もりりんの家づくり奮闘記③~

こんにちは!

先日、かえるけんちく相談所のライターで現役ママさんインテリアコーディネーターでもある「もりりん」から、

「うちの内壁の壁塗りを手伝ってくれませんか~!」

 

というお誘い(指令)があったので、もりりんに逆らえない私は、スケジュールを調整して現場に行ってきました。
どうせいくなら、記事にしたれー、ということで、自宅の壁塗りについて書こうと思います。

もりりんの家づくり奮闘記のバックナンバーはこちら!

 

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目次

1.使用したのは富士川建材の漆喰『白い壁』

漆喰といっても沢山の種類があります。
今回、使用されていたのは、富士川建材の漆喰『白い壁』でした。
これは、もりりんが契約している工務店のお勧めみたいです。

富士川建材は、私も外装材のレーヴという外装材の営業を受けたことがあり知っていました。

関係ないですが、レーヴLMは、以前本ブログでも紹介したゲーテハウスのユニプラルSLの代替品として使えます。
ユニプラルSLは質感が良いので私もよく使ったんですが、ゲーテハウスの材工(工事までやってくれる)になるので、ゲーテハウスの施工スケジュールを押さえるのが面倒だったんですよね。(ゲーテハウスお抱えの職人が限られているので)

 

ですが、富士川のレーヴLMなら、普通の左官屋さんで工事できるので価格も抑えられ、工程管理も楽、というのが(施工店としての)魅力となっていました。富士川建材は、施主向けにアピールする会社、というよりは、工務店に営業をかけて使ってもらう営業戦略なのでHPの作りもサッパリした感じになってますね。

2.白い壁の特徴

1. 完全プレミックスで施工が楽である。
2. 内外装に使用できる。
3. 中塗、上塗が1袋の材料でできる。
4. 作業性が良く、キレツの発生が少ない。
5. スタッコ状などのパターンができる。
6. コテで磨くと光沢がでる。
7. 接着力が強い。耐久性がある。

要は施工性がよくて、後程、ひび割れたりしにくいということですね。施主が施工するには良い材料かと思います。

 

3.漆喰の工事工程

引用:のぶヒろぐ

漆喰は上記のような下地構成になっています。

通常の木造住宅ですと壁は石膏ボードになりますね。その継ぎ目の部分をファイバーテープで下地補強します。釘頭の部分なども補修します。ここまでは工務店さんがやってくれていました。

私たち(施主+素人参加者)は、シーラーを塗る作業から入る感じです。

こちらはシーラー処理する前の下地です。

 

 

これは私がシーラーを塗っているとこですね。私、結構不器用なんで、最初は誰でも出来る仕事にして欲しいと言ったらシーラー塗りになりました。シーラーを塗るのは、漆喰が石膏ボードに付着するような成分が入ってないことや、漆喰のアルカリが石膏ボードの表面の紙を劣化させ、変色させてしまうからです。簡単とはいえ、重要な仕事になります。

その後、漆喰塗りになります。漆喰は職人さんが既に作ってくれていました。
私も漆喰塗りやったんですが、確かに素人でもできますね。

とはいえ、職人さんとは施工レベルが違うので、リビングなど目立つ部分は職人さんがやってくれて、失敗しても大丈夫そうな部分を私達が担当しました。

 

4.工事に参加した感想は

 

今回の参加者は、もりりん夫婦+3名(インテリアコーディネーター二人+一級建築士のアキラ)です。
みんな建築関係者なんで、現場は慣れているっちゃ慣れているのですが、実際に施工するとなるとやはり慎重になりますよね。

失敗したら、もりりんに何を言われるかわからないし(笑)

こちらがもりりん。

こちらがブログライターのごまちゃんです。

タイル貼ってるのは元同僚のインテリアコーディネーターさんです。
皆さん、とてもきれいな方ばかりなんですが、顔出しNGなんですよね、残念!

私がお手伝いできたのは半日だけだったんですが、仕事したことがすぐ形になるのって、やっぱ楽しいですね!
設計やインテリアコーエィネートって、設計図や仕様書が出来てから(納品してから)、実物が見れるまでかなりタイムラグがあるんですけど、現場の仕事は即結果がわかる、というのは達成感がありいいですね。

 

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5.施主がセルフビルドするメリット・デメリット

私は漆喰部分しか参加してないですが、もりりんはこの他にも、ウッドデッキ塗装やタイル貼り、建具塗装などかなりガッツリとやっていました。楽しそうではありますが、結構、大変そうですね。

私が見ていて感じたセルフビルドのメリットデメリットは、以下になります。

メリット

コストダウン出来る
作業が楽しい(人によりますが)
自分の住む家を自分達で作るので愛着を持てる
自分で施工したのでメンテナンスも自分達で出来る
現場を確認しながら施工できるので、多少の変更が可能(タイル貼りの範囲の変更など)

デメリット

現場目線になってしまうので、工務店に要望を言いにくくなる
現場で工務店側の失敗があった場合でも、直す手間の大変さがわかってしまい言いにくくなる
時間がかなりかかる
自分達の作業スピードによって工期が遅れる場合もある

こんな感じでしょうか。

ちなみに、もりりんがお願いした工務店さんは、セルフビルドを推奨している会社さんで、ほとんどの施主がセルフビルドされているそうです。工務店の方もそれ前提で工程を組んでいるようですね。

さて、この自宅のセルフビルドについては、近日中にINSIDEmagazineに、お金や工期などもっと詳しい内容を、もりりんが寄稿してくれることになっているのでお楽しみに!

では!

 

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この記事を書いた人

家づくりを通して、ライフスタイルをデザインして欲しい、という思いから、このブログを立ち上げました。二児の父でもあり、家事もバリバリこなすイクメンです。
一級建築士 / インテリアコーディネーター

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